ウィルコムから、2008年春の新製品が発表されました。携帯電話会社の端末にも負けないスリムな折りたたみ型音声端末、ポップなカラーリングの小型音声端末、中国でも使えてしまう端末など、今回もひと癖もふた癖もある個性派揃いです。
そんな中で、私の目に留まったのが、PCカード型AIR-EDGE端末のWS014IN。現在使っているAH-H407Pと同じように、使っていないときにはPCカードスロットから全く飛び出しません。しかも、型番からもわかるんですが、通信機能はW-SIMのモジュールを使います。通信するときには、W-SIMの部分だけを引っ張り出して、受信感度を確保する仕組みになっているようですね。W-SIMにW-OAM対応のものを使えば、対応エリアではAH-H407Pよりも高速な204kbpsでの通信が可能。ようやく、「出っ張りなし」のままで性能を向上できる新機種が出てきたことになります。
今使っているW-ZERO3[es]とW-SIMモジュールを使い回して、1回線で音声通話も、スマートフォンの通信も、さらにはパソコンのAIR-EDGEとしても使う…というのも、いかにもSIM STYLEな感じで格好いいですね。ただ、料金プランとの兼ね合いで、使い方によっては1回線減っても逆に高く付いてしまう可能性もあるようです。じっくり検討してみましょう。
WS014INの発売は3月下旬の予定だとか。気がついたら予約分は完売…とならないように、情報収集は怠らないようにしたいですね。
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