今週のWeekly SSKは、今や定番シリーズの一つとなっている、我が家に新しくやってきたアイテムのお話。タニタの体組成計・BC-30E3です。「InnerScan50」シリーズの製品で、50g単位の細かさで体重を計測し、体脂肪率、骨量、筋肉量、基礎代謝量などの様々な数値を計測できます。まさに体内走査(Inner Scan)ですね。ちなみに、この型番はタニタのWebサイトで検索しても出てきません。家電量販店のプライベートブランド向けに用意された製品のようです。
これを購入した最大の動機は、娘の体重を量りたかったから。成長を確認するのに、最も重要な数値が体重ですよね。数十グラム単位の体重変動を正確に読み取るために、赤ちゃん専用の体重計であるベビースケールが発売されていますが、これが意外に高価です。他のことには使いませんし、そう長い間使えるわけでもないことを考えると、購入には躊躇しました。
体重計測といえば、娘の生後1ヶ月頃に我が家に巡回に来てくれた助産師の方は、10kg程度が量れる大きな台ばかりを抱えてやって来ました。この上に籐のカゴを置き、その中に娘を寝かせて体重を量ったんです。確かにこれなら細かさも精度も十分ですし、専用のベビースケールよりは安く買えそうです。ただ、どちらにしても他に使い道がありませんから、この案も却下です。
そこで、娘を抱いた状態で体重計に乗って、抱いていない状態の値との差で体重を求めようと考えました。しかし、我が家で使っていた体重計の計測単位は200g。これでは、赤ちゃんの体重変化を読み取るのはとても無理です。昔ホームセンターの福袋に入っていたものですから、贅沢も言えないんですが。
そんなわけで、もっと細かい差が量れる、新しい体重計を購入することになりました。せっかく購入するのなら、単に体重を量るだけではもったいありません。体重の他にも体脂肪、内臓脂肪、骨密度などと、健康に関してはいろいろ気にはなっていましたから、ちょっと上のクラスのモノを狙ってみました。
私の職場では、健康増進のための用品購入に、年間決められた額の補助が出る制度があります。今回はこれを利用しています。最初は、この制度を使ってWii Fitを買おうか?という話もしていたんですが、いくら「健康管理ソフトだ」と主張しても、さすがにゲームソフトの購入に補助が出るわけはありませんよね(笑)。申請前に断念しました。
BC-30E3に乾電池を入れて最初に行う作業が、使用する地域の設定と内蔵時計の時間合わせ。時計合わせがあるのは、計測したデータを時系列的に分析できる機能が付いているからなのですが、ちょっとびっくりしたのが地域の設定ですね。このくらいの細かい精度で量ろうとすると、地球の重力の地域による違いを考慮しなくてはならなくなるのだそうです。
この後、家族の年齢、身長などの個人データを入力し、4個ある金属の電極をつま先とかかとでブリッジするようにして乗ると、数値が計測されます。体重と体脂肪率以外は、天板上のボタンを押すことによって表示される仕様になっています。
ところで、最近は足下の電極以外に両手にも電極を持って計測するタイプの体組成計が出回っていますね。体内のより広い範囲に電気を流して計測できるので、計測精度はこちらの方が高いようです。しかし、このタイプは紫緒によると「持つのと持たないのとで体重が変わっちゃうから」とのことで、今回はシンプルに台の上に乗れば量れるタイプを選んでいます。毎回両手用の電極を持つようにすればよいのでしょうけど、些細な作業が増えることで毎日量るのが面倒になる…という面もありますからね。
実際に身体を分解して量っているわけではありませんから、体重以外は参考程度のものかも知れませんが、数値として出てくるとやっぱり気になるものです。私の場合は、体脂肪率と内臓脂肪が肥満の一歩手前レベルのようです。体力作りにランニングをしていることもあり、体重自体は以前と比べると落ちてきているんですけどね。食生活も含めて、さらにテコ入れが必要なのかも知れません。様々なデータを元に算出された「体内年齢」は、実年齢より1年若く出てきました。たった1年の差ですが、何だか嬉しくなります。
やりたいことはいろいろありますが、何をするにも身体が資本です。なるべく健康な身体を維持していきたいですね。これまでも、毎晩風呂に入る前に体重は量っていましたが、これからは量れる項目が増えます。同時に、心配の種も増えてしまうような気もしますが(苦笑)。
ちなみに、娘の体重をこれで量ってみたら、6.8kgくらいになりました。3ヶ月前の赤ちゃんの体重としては、やっぱり大きいようです。
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