N905iμに機種変更して、もうすぐ3ヶ月になります。やっぱり、最大の魅力は薄くて軽いこと。折りたたみ時にカタログ値で12.9mmという薄型の筐体は、重量も約106g。130g台が中心の他の905iシリーズと比べれば、圧倒的に軽量です。ワイシャツの胸ポケットに入れても全然気になりません。不用意に前屈みになったときに、ポケットから落とさないように気をつけなくてはなりませんけどね。
ただ、困ることもあります。最近の悩みは、取り付けたストラップに引きずられてしまうこと。テーブルの端の方に置いて、ストラップがテーブルの縁から滑り落ちると、本体がこれに引っ張られて一緒に落ちてしまうんです。人並みよりはちょっと重量があるストラップを付けているかな?とは思いますが、それにしても簡単に動きすぎです。
N905iμの底面を見ると、カメラのある部分と文字キーの部分には厚みに差があり、ここになめらかな段差が付けられています。カメラの両脇付近に、小さなゴム足が2個付いています。平面の上に置くと、ゴム足、段差の部分の本体、ストラップ取り付け部付近の本体と、合計3点で接触することになります。底面が密着していないこと自体は普通のことだと思いますが、ゴムなどの滑り止めが付いていない分だけ、滑りやすいのかも知れませんね。ストラップのマスコットを減らすのも嫌ですし、テーブルの上に置くときには細心の注意を払っています。
実は、薄くて軽いともう一つ困ることがあります。内蔵カメラで撮影するときに、筐体が薄すぎるためにホールドしにくく、軽すぎるためにぶれやすいんですね。もともと、ケータイのカメラにはあまり本格的なものを求めていない(Cyber-shotケータイ・SO905iCSくらいまで突き抜けてしまえばまた別)んですが、それでも撮るときにはきちんと撮りたいものです。
N905iμは、私にとっては初めてのオートフォーカスカメラ付きケータイです。QRコードを撮影するときにわざわざスイッチなどの切り替えをする必要がないのは嬉しいんですが、残念ながらピント合わせにはかなり時間が掛かります。ピント合わせをする間にぶれてしまうと、結果的にピントが合わなかったりします。
決定ボタンを押すと、ピント合わせをして直後にシャッターを切る…という動作をするため、上手く撮影のタイミングをつかむのはほぼ不可能です。このため、私は最初に下の方向キーでフォーカスロックをしておいて、その後で決定ボタンでシャッターを切ることにしています。これなら、確実にピントの合った写真が撮れますよ。さすがに手ぶれ補正や顔検知AFなどは付いていませんが、200万画素級のセンサーで、レンズ付きフィルムよりはまともに撮れますね。
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