SSK Worldの表示確認用ブラウザを更新しています。これまでは公開ベータ版だったアップルのSafariが、正式版の3.1になりました。Mac OSの標準ブラウザとなっているSafariですが、初のWindows用正式版ということになります。ユーザーインターフェースも晴れて日本語化されました。
Safariの画面を見てまず印象的なのは、アンチエイリアシングの効いた文字表示。Windowsアプリケーションの「いかにもドットで書いてます」なMSゴシックフォントを見慣れていると、最初はちょっと違和感があります。しかし、SSK Worldも含め細かい文字で構成されていることが多い最近のWebサイトでは、小さくても非常に読みやすい文字です。
また、アップルのWebサイトでは、Internet Explorer 7の2倍近い表示速度、JavaScriptの高速な動作がアピールされています。確かに、きびきびと動作していますね。
Windows版でもMac OSのようなメタリックなタイトルバーが表示され、かなり自己主張が強いソフトなんですが、ブックマークの一覧画面を見ると、アップルらしさがさらに際立ちます。iTunesの曲目リストとそっくりなんですよね。iTunesは、既にiPodとの組み合わせでWindowsユーザーにもかなり浸透してきています。共通の操作系が用意されていれば、導入への敷居が低くなるはずです。
Mac OSの最新版・Leopardでは、Finder(Windowsのエクスプローラみたいなもの)にiTunesの表示方法を取り入れているのだそうですね。iTunesを呼び水に、WindowsユーザーにもMac OSの雰囲気を味わってもらい、いずれは乗り換えてもらえれば…という魂胆を感じます。
現在のMacにはIntel社製のCPUが搭載され、Windowsもインストールできるハードウェアになっているわけで、違いはソフトウェアだけ…と言っても良いレベルになっています。いっそのこと、一般のPC向けにMac OSを販売してみては?と思ったりもしますね。そうなれば、私もちょっと使ってみたい気がします。
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