土曜日・7月5日に、浜松混声合唱団の演奏会を聴きに行きました。浜松に住んでいた頃には、団員としてお世話になっていた合唱団です。下田に引っ越してしまい、団員としては参加できなくなってしまいましたが、一緒に歌った仲間たちの年に一度の晴れ舞台に、はるばる駆けつけたわけです。
去年の浜松フロイデ合唱団の「第九」の演奏会もそうでしたが、今回も演奏会当日の裏方としてお手伝いをしました。ただ、今回は演奏会の始まる前までのボランティア…ということにさせてもらいました。演奏会が始まるまでと始まってからでは、必要な人手が全然違うので、ボランティアは演奏会を聞く組と聞かない組に分かれます。
そんなわけで、今回は紫緒と二人で(残念ながら娘は紫緒の実家でお留守番です)観客席に座って演奏会を聞くことになりました。私にとっては、この合唱団の演奏を観客席で聴くのは初めてのこと。とても楽しみだった一方で、うまく歌えるだろうか?と心配で、ドキドキしていました。まるで自分がステージに立つ直前みたい。こんなに緊張しながら観客席に座るのは初めてです。
演奏会が始まってからも、ドキドキしながら聴くことになるのかな?と思っていたんですが、実際には普通に楽しんで聴けました。団員たち自身がみんなで楽しんで、観客にも楽しんでもらおう…という思いが伝わってきました。細かいことを言えば、ちょっと危なっかしいところもありましたが、まあそれもライブの楽しみのうちです(笑)。
今年の演奏会では、多くの曲にソロパートがあり、これをゲスト歌手ではなく団員が受け持って歌いました。大人数が一つにまとまった合唱のハーモニーとはひと味違う、いろいろな声が聞けて楽しかったですね。かば姉さんにもソロの出番がありましたが、かなり緊張しているのが伝わってきました。もし私がステージの側だったら…チャレンジはしてみたい気がしますが、下手な発声で合唱団の皆さんに迷惑をかけてしまいそうです。
アンコールの時に団員が観客と一緒に歌った歌は「いい日旅立ち」。みんなで歌うアンコールも、すっかり定着してきたようです。観客の側から見ると、歌詞カードがさりげなく(でもないか)挟み込んである時点で、「ああ、今年はこの歌なんだな」と思わずニヤリ。そのときを楽しみに待ちました。
演奏会の終了後、団員の皆さんとお話ができましたが、ここで「二人で大きな声で歌ってたから、ステージの上から見つけちゃいました」と言われてしまいました。そんなに声を張り上げているつもりはなかったんですが…でも、ついつい歌い始めると本気になって、お腹の底から声を出そうとしている自分には気が付きました。やっぱり、思いっきり声を出して一緒に歌うのは楽しいですね。とても良い企画だと思います。そして、やっぱりまた舞台に立って歌いたい!という気持ちを確認した一日でした。
コメントを残す