金曜日・19日の深夜に、台風13号が我が家のある下田市の南海上を通り過ぎていきました。一時は警報も出た状況で、日付の変わる頃には風雨がかなり強まっていました。窓に叩きつける雨音が気になって、近くの川が増水して溢れたらどうなってしまうんだろう?などと不安が頭を巡ってしまい、しばらく眠れませんでしたね。幸い、大事には至らず無事翌朝を迎えることができました。
私が眠れぬ夜を過ごしていた頃、私の横では紫緒と娘が寝ていました。現在、我が家では3人がいわゆる川の字になって寝ています。娘のために親戚からベビーベッドをもらったのですが、一時期寂しがって紫緒が添い寝しなくてはならなくなり、それ以来ずっとこの状態が続いています。そのうち落ち着いて、娘も一人で寝られるようになるのでしょうけどね。
あの晩も、なかなか眠らない娘をようやく寝かしつけて、疲れてしまったのか紫緒もそのまま寝てしまいました。娘が夜になかなか寝付いてくれないのが、最近の私たちの悩みの種です。ここ数ヶ月、Weekly SSKがなかなか日曜の晩までに公開できないのも、これが一因のような気がします…でも、自分で決めた更新日が守れないのを娘のせいにするなんてもってのほかですね。
娘が生まれてから今月で10ヶ月目になります。娘が紫緒のお腹の中にいたのが約10ヶ月間ですから、娘にとっては、ちょうど同じだけの時間を外の世界でも過ごしたことになりますね。娘にとって、この世界はどんな風に映っているのでしょうか。とても気になりますが、残念ながらまだ訊いても答えてはくれません。
寝付きの悪さはなかなか変わらないんですが、その一方で運動能力の進歩には目を見張るものがあります。2ヶ月前にはつかまり立ちをしていましたが、最近は伝い歩きをかなりスムーズにこなします。ときどき、両手を放して立ったように見えて、ドキッとすることがあります…実は、背中やお腹などがどこかに触れていて、そこでバランスをとっていたりするんですけどね。
それでも、見ていて足腰がずいぶんしっかりしてきました。10ヵ月健診でも成長は順調なようですし、2本の足だけで立って歩き出すのも間近かも知れません。はいはいでも縦横無尽に歩き回ります。私や紫緒が寝転がっていると、その上を乗り越えていきます。娘にとっては「パパ登り」「ママ登り」もなかなか楽しい遊びのようです。
娘の行動範囲が広がることは、成長としてはとても嬉しいことなんですが、その一方で危険も増えていくわけで、目が離せなくなります。対策として、こんなものを購入しました。「ベビーフェンス とおれないネ!ット」は、部屋の入り口のところに突っ張り棚のように設置して、子供が部屋から出るのを防ぎます。夏場に部屋の風通しを確保したかったんですよね。冷房があるのは寝室だけですし。
この手の商品は意外に価格帯に幅がありますが、これは一番安価に買える部類のものです。値段の差は、大人が通りたいときにどうするかの仕掛け。このベビーフェンスの場合は、ドアなどが付いているわけではないので、通りたいときにはまたいで越えなくてはなりません。65cmくらいの高さなので、私はまたげないわけでもありませんが、面倒なので隣の部屋を迂回するのがおきまりのルートになりました。
このフェンスのない場所では、普段はふすまを閉めておいて他の部屋に行けないようにするわけですが、これも最近は安心できなくなってきました。ちょっとでも隙間があれば、ふすまを開けることを覚えたようです。手先も日々器用になっています。とても嬉しいことなんですが、やっぱり困ります。部屋は相変わらずなかなか片付きませんし(汗)。
成長著しいのは運動能力だけではありません。最近変わったと思うのは、はっきりと「イヤ」という意思表示をするようになったこと。ご飯を食べるときも、ミルクを飲むときも、おむつを替えるときも、遊んでいるときにも…気に入らないときには顔を背けたり、声を上げたりします。「イヤ」は自己主張の第一歩だそうですね。これからますます大変になりそうな予感です。
それでも、私にとって嬉しいのは、私のことをようやく認識してくれたらしいこと。家に帰って部屋をのぞき込むと、満面の笑顔で迎えてくれます。なかなか娘がなついてくれない頃、紫緒からは「お腹の中にいる10ヶ月分ママがリードしているんだから、パパは同じだけ時間を掛けないと認識してくれないのよ」と言われました。計ったように10ヶ月。そういうものなのでしょうか。
ただ、「パパではダメ、ママでなくちゃ」という場面が出てきたのは頭痛の種になりつつあります。以前から寝付きは紫緒と一緒でないとダメでしたが、最近はミルクを私からは絶対に飲んでくれません。ほ乳瓶を手で払いのけ、手足をジタバタさせて抗議します。これもパパを認識している現れでしょうから喜ぶべきなのですが、それでもやっぱり困りますね。
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