6月から、ウィルコム回線一つで音声通話とデータ通信を使い分けるSIM STYLE生活を始めた私。このプランを実行に移す前から、料金プランについて再検討が必要だとは思っていたのですが、判断に迷ったのでとりあえずそのままにしてありました。
「ウィルコム同士なら話し放題」のウィルコム定額プランは月額2,900円。これに、月額1,050円からの「データ定額」を組み合わせた場合、ZERO-3のみで使っているのならデータ通信の上限は3,800円になります。ところが、パソコンにW-SIMを差し込んで通信した場合、上限額は6,300円に上がってしまいます。ウィルコム定額プランと合計すると9,200円。ちょっと「安価」とはいえないレベルです。実際に、その他のオプションを含めて10,000円近くを払ったことがありました。
一方、パソコンからの通信でも2,100円で使い放題になる「リアルインターネットプラス」という定額サービスもあります。これなら合計で毎月5,000円の完全定額制になりますが、こちらは通信速度が最大2x(W-OAMの場合102kbps、通常なら64kbps)までに制限されてしまいます。自宅にはMbpsレベルの通信環境がある(といっても下田の自宅のADSLはせいぜい4Mbpsなんですが)のと比べると、0.1Mbps未満ではさすがに遅すぎます。
常時しゃべりまくる「ウィルコム家族」がいなくなってしまったこともあり、いわゆる「無料通話分」がない2,900円のウィルコム定額プランにも割高感がありました。ただ、データ通信向けのプランに切り替えてしまうと、今度は音声通話自体ができなくなってしまう…というのが、これまでの悩みどころでした。せっかくのスマートフォンですから、「通話できる」というオプションは保持しておきたかったんです。
そうしているうちに、ウィルコムの方でもちょっと考えてくれたようです。2年契約、3,880円で8x以上の高速パケット通信も使い放題になる「新つなぎ放題」プランで、10月1日からは音声通話もできるようになります。通話料金は従量制になりますが、現在ではほとんど通話はしていない私の場合、それは大きな問題ではありません。どうしても必要なら、980円でウィルコム定額プラン相当の音声通話ができる「話し放題」オプションも用意されていますしね。
2年契約が条件で、途中解約には9,975円の契約解除手数料がかかる…というのも、既に他社が同じ方法をとっていますから、それほど抵抗感はありません。今後どう転んでもウィルコムと心中する腹づもりはできていますし(笑)。
そんなわけで、「新つなぎ放題」プランに乗り換えてみました。あとは、現在の4xを超える高速のW-SIM、さらには次世代PHS・WILLCOM COREのW-SIMの登場を期待してしまうわけですが…さて、どうなることやら。
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