10月1日から、松下電器産業株式会社が「パナソニック株式会社」に社名を変更しました。パナソニック(Panasonic)は、もともとは海外向けの音響機器に付けたブランド名だったそうですね。ブランド名を社名にする…という動きはよくある話だと思います。それでも、今回の話には驚きましたね。
というのも、松下電器のもう一つの有名ブランド・「ナショナル」は終了して、パナソニックブランドに統一することも発表されたからです。グループ各社に付いている「松下」や「ナショナル」の名称も、全て「パナソニック」の付くものに名称変更するのだとか。長年親しまれてきたブランドは捨てて、一番新しいブランド(とは言ってももう50年以上の歴史があるそうですが)に全てを懸けるわけです。
もともと「Panasonic」が海外向けのブランドから始まった…というところが、今回のポイントになるようですね。パナソニックへの統一は、海外戦略を強く意識しています。Panasonicのロゴを付けた白物家電が、来年から海外でも販売されるようになるのだそうです。sonic(「音の」)の付く名前だけに、動作音が騒々しそうなイメージにならないか心配なんですが…(笑)。それでも、既にある程度実績のあるブランドを使って打って出るのは正しい戦略でしょう。グローバル化する世界で、たくましく生き残ってくれることを期待しています。
Panasonicといえば、私にとっては家電のブランドとしての他、レッツノートのブランドとしてのイメージも強いです。こちらは昔からPanasonicだったわけで、社名が変わっても違和感は特にありません。今まで通り、一本筋の通ったレッツノートであり続けてくれれば嬉しいですね。
レッツノートといえば、先日、2008年冬モデルが発表になりました。今回の目玉は、14.1型ワイド画面、キャリングハンドル付きのCF-F8E(Fが重なるのはどうも気になりますが)の登場、そしてCentrino2プラットフォームの採用ということになるのでしょうか。最近では大きめの変化ではありますが、順当な動きのような気がします。
少なくとも、今使っているCF-R4と乗り換えよう!という意欲は出てきませんね。劇的に新しい体験ができそうな気がしないんです。もう少し攻撃的な新製品も出てきて欲しいな…と思うのは、贅沢すぎるのでしょうか。
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