明日の体育の日まで含めて3連休、という方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。この週末は、県外ナンバーの車をよく見かけます。せっかくの連休なので、ちょっと気合いを入れて伊豆まで遊びに行っちゃおう!という方が多いのでしょうね。今日一日だけで、キャンピングカーに4台も(しかもそのうち1台はSasatch Blogでもお馴染みの軽キャンカー)出会いました。白浜海岸では、さすがに海水浴のシーズンは過ぎましたが、今はサーファーたちが集まっています。今日は風が強くて波も高かったので、彼らには魅力的な条件だったかも知れません。
今朝は良い天気だったので、紫緒と娘と一緒にちょっと出かけてきました。もちろん今回も日帰り。それも、朝10時過ぎまで家にいたのに、有名な観光スポットを2カ所もハシゴできてしまいます。下田暮らしも、日常的には不満がいろいろありますが、こういうときにはちょっと得した気分になれます。
午前中の目的地は、松崎町の牛原山町民の森。名前だけ聞いてもぴんと来ない方がほとんどではないかと思いますが、テレビドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地に使われた「アジサイの丘」…と言えば、わかる方がかなり増えるのではないでしょうか。
松崎町には、他にも数々の「セカチュー」撮影スポットがあります。松崎町役場のWebサイトでもロケ地が細かく紹介され、町民が無償のエキストラで出演するなど、町がドラマ撮影を全面的にバックアップしました。牛原山のアジサイも、元々あったわけではなく、セットとして植えられたのが最初だそうですね。「北の国から」の北海道・富良野と同じような楽しみ方ができる町です。
そう言う私も、紫緒もこのドラマは見ていなかったんですが、この「アジサイの丘」から見下ろす景色はとても綺麗です。西伊豆の真っ青な海、松崎の港と町並み。そして視線をちょっと右手に移せばすっかり黄金色に染まった水田が広がります。条件が良ければ富士山も見える(残念ながら今日は見えませんでしたが)絶好のビュースポット。ドラマのことは抜きにしてもお勧めです。
午後は、河津バガテル公園に向かいました。ここには、既に6月にも訪れていますが、今回は「秋のバラを楽しむ」というコンセプトです。
5月~6月の春のバラと比べると、10~11月の秋のバラは花が小振りになるものの、色が濃く出て、香りも強く、開花期間が長いのが特徴だそうです。まだ少々時期が早かったのか、春に来たときのようにたくさんの花が咲き誇る…という感じではありませんでしたが、色の濃さ、香りの強さは間近に感じることができました。
もちろん、見られるものが変わってくれば私たちの楽しみ方も変わってきます。春は「庭園を撮る」という感覚の写真をかなり撮ったんですが、今回は一輪に寄って撮ったものがほとんどになりました。特にこだわってみたのがボケと遠近感。意図的にぼかすためには、レンズの焦点距離や絞りの選択が重要になりますが、なかなかイメージ通りには行きません。
デジカメの場合、その場で作品をプレビューできるわけですが、使えるのは小さな液晶画面ですから、細かいところまではなかなか確認できません。それどころか、どこにピントが合っているのか…という一番基本的な点さえ、確認するのが難しい場合があります。それでも、数枚はまあまあ納得できる写真が撮れました。
6月に大絶賛したバラジュースを、今回もカフェで飲んできました。といっても、今回は1,200円の入場券にドリンクまたはお土産が付いている…という特別プレゼント付き入場券。通常の入場は1,000円ですから、通常価格630円のバラジュースが何と1/3相当のお値段で飲めたことになります。もともとの価格が適正なのかはともかく、相対的にはお得なサービスでした。
午後からの訪問と言うことで、今回も残念ながらレストランでの食事はなし。建物の雰囲気もなかなか良いですし、是非また改めて来たいところです。シーズンオフの入場料の安い時期に行くのも良いかも知れませんね。ただ、経営の合理化か、レストランは夏期には休業していたそうで、今後にちょっと不安も感じますが。
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