今週は、久しぶりに東京まで出かける用事がありました。つくばとの間を行き来していた頃以来、約2年ぶりになります。
仕事を済ませてから、秋葉原に向かいました。今回は、レッツノート・CF-R4向けにあるアイテムを探しに行きましたが、残念ながら買って帰ることはできませんでした。ちょっとしたテコ入れ策のために必要なパーツだったんですが、これについては改めてじっくり検討することにします。
ところで、秋葉原駅で荷物をロッカーに預けたんですが、このロッカーは硬貨を投入するコインロッカーではありませんでした。硬貨の代わりに使うのが、非接触ICカード方式の電子マネーであるSuica(すいか)。荷物を入れるときには、液晶画面上でロッカーを指定し、Suicaをタッチして利用料金を支払うとロッカーが施錠されます。
荷物を取り出すときには、Suicaを再びタッチするだけでロッカーが開きます。1枚1枚に固有のシリアル番号が振られたSuicaが、鍵の役割をするんですね。ロッカーの鍵を持ち歩く必要がなく、実にスマートな使い心地です。
2007年3月から、首都圏の私鉄やバスで、Suicaと相互互換の利用が可能なPASMO(ぱすも)の利用が始まり、1枚のカードでほとんどの鉄道、バスの運賃が支払えるようになりました。PASMOが使える沼津市内の富士急バスの運賃を、私の持っているSuicaのカードで支払えるわけです。JR東海でも同様の非接触式ICカードによるTOICA(といか)というサービスが開始され、Suicaのカードで静岡県内の東海道線にも乗れるようになりました。
駅の売店や自販機、コンビニ等での利用も可能になり、Suicaの活躍する場面が広がっていますね。最初は使える範囲がJR東日本の運賃のみだったわけですが、着実に利便性が向上していると感じます。
しかし、気をつけなくてはならないのが、JR地域会社間をまたがる乗車での利用では、これらのカードが使えないこと。静岡県東部にいると、これが現実問題として立ちはだかります。JR東日本とJR東海の境は熱海駅の西になるので、例えば沼津から熱海まで東海道線に乗る場合でも、Suicaでは乗降ができないことになります。せっかくの便利なシステムが、実に中途半端です。もう少し何とかならないものでしょうか。
コメントを残す