前回のレッツノートのある暮らし「CF-R4ついに分解 (1)」の続きになります。前回の記事をごらんになっていない方は、先にお読みください。
前回まででキーボードが本体から取り外され、CPUなど内部の一部が露わになったCF-R4G。次は、パームレストも取り外して、中身が完全に見えるところまで分解していくことになります。それでは、早速始めましょう。
7. 前回の最初の写真と同じになるのですが…今度は、背面の赤色○印のネジ6本を外します。
8. ヒンジ部付近左右にある、ゴム製の蓋(赤色○印)の下にネジが隠れています。これを左右とも外します。
9. キーボード下にある赤色○印のネジ7本を外します。
全て外すと、パームレストを持ち上げることができます。
10. 本体とパームレストの間には、フラットパッドにつながるフィルムケーブルがつながっています。黒いパーツを液晶画面側にゆっくり押し出してやると、フィルムケーブルが引き抜けるようになります。これで、パームレストを完全に分離できました。
11. 内部レイアウトを確認してみましょう。中央上部にあるのがCPU。その右の空間はPCカードスロットですね。左下の銅板が貼ってある部分の下には、無線LANのモジュールがあります。普段の使用時には、この部分が一番熱くなります。右下にあるのがハードディスクですね。
12. 内蔵されているハードディスクは、東芝のMK8025GAS。筐体とは全くネジ止めはされていない状態で、衝撃吸収材に包まれて収まっています。ここまで来れば交換も簡単。もちろん、ここまで来るのがかなり面倒なんですが。
組み立てるときには、分解するときの逆の順番で丁寧に組み立てていきましょう。CF-R2のときのように、妙に締め込みのきついネジがあったりすることもありませんし、変なところにプラスチック製の爪があったりはしないので、組み立ては多少楽になったような気がします。軽さはそのままに、メンテナンス性が上がっているわけです。
もちろん、私は元通りに組み立て直したわけではありません。この続きは、また回を改めてにしましょう。
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