先週に続いて、2週連続週末にお出かけ…となりました。今回の目的地は伊豆バイオパーク。東伊豆町にあるレジャー施設です。これまでに数々の伊豆半島内の観光地を巡ってきましたが、考えてみると東伊豆町の名前が出るのは今回が初めて。別に避けていたわけでもないんですが…。
伊豆バイオパークには、動物園、パターゴルフ場(隣には本格的なゴルフ場もあります)、遊園地などがあって実に盛りだくさん…なんですが、今回の私たちの目的は娘に動物たちを見せること。8月に弟・ささっち宅を襲撃したときに動物園に案内してもらったんですが、このときには娘はまだあまり興味を示してくれませんでした。最近は、本やテレビなどに登場する動物を指さすようになりました。そろそろ動物園を楽しんでもらえるかな?と思ったわけです。
例によって、昼頃からのんびりお出かけ。車で1時間も走らないうちに、バイオパークの駐車場に到着します。稲取の温泉街の少し北、稲取高校のあたりから、急な坂道を一気に駆け上がることになります。非力な車だとちょっと難儀するかも。
大人の入場料は1,300円。いろいろてんこ盛りの施設とはいえ、ちょっと値が張ります。ただし、周辺の観光施設に行くと、「10%off」の割引券付きのチラシが置かれていたりします。伊豆では、多くの観光スポットが同様な方法で割引サービスをしていますね。
さらに、いろいろな施設の割引を一気に受けられる、「伊豆ファンクラブ」なんてものもあります。妻の紫緒がいつの間にか加入していたんですが、入会金・年会費とも無料で、協賛施設も多くなかなか便利です。入り口でファンクラブの会員証を提示したら、なんと入場料が2割引の1,040円に。お得です。
バイオパークの動物園「アニマルゾーン」には、動物たちを近くに感じられる仕掛けがいろいろあります。サファリパークのように、バスに乗って動物たちが放し飼いにされている中を走る仕掛けになっているので、まずはこれに乗りたかったんですが、肝心の娘がちょうどお昼寝タイム。バスに乗るのは後回しにして、起きるのを待ちながら園内を回りました。
娘が目を覚ましたので、まずは「わくわくふれあい広場」へ。小動物たちに直に触れることができます。娘はウサギが気に入ったらしく、時折声を上げながら、ずっと見ていました。ただ、さすがに触ってみるところまでは行きませんでしたね。紫緒の実家の犬のように、すでに慣れているのならまだしも、初めて見る動物たちはやっぱり怖かったようです。
その後、バス乗り場まで戻ってサファリツアーを敢行しました。ここでの最大の目玉はキリン。バスのすぐ近くまで来て、ガラス越しに車内を覗き込んでくれます。といっても、よく慣れているから…というわけでもなく、窓のところに餌が仕掛けてあるのだそうですが。この回のバスは、たまたま私たちだけの貸し切り状態。座席を移動しながら、サービスを存分に堪能しました。
バスを降りた後は、売店で買った餌のニンジンを手に、動物たちとのコミュニケーション。シカやヒツジの柵に向かうと、ニンジンを期待して群がってきます。これと比べると、ヤギはずいぶんのんびりしていました。もしかすると満腹だったのかも。
そうこうしている間に日も傾いてきたので、遊園地などの方まで回ってくる時間はありませんでした。半日ではとても回りきれないほどのボリュームですね。まあ、また出直せばすむわけですし。
帰り道に、稲取温泉の足湯に寄りました。東伊豆町の文化公園「雛の館」の隣に、「雛の足湯」というのがあり、無料で足湯に浸からせてもらうことができます。ちゃんと脱衣所もあります(服装によっては足だけ脱ぐのも意外に大変ですからね)し、タオルも無料で貸してもらえます。
お湯がわき出ている近くに座ったら、あまりに熱くてちょっと我慢できず、離れた場所に座り直しました。この足湯の源泉の温度は摂氏70度弱。まさか、そのまま足湯に流してはいないのでしょうけど、熱いのもわかる気がしますね。
暖めているのは足だけなのに、体全体が暖まった気がするのが何とも不思議な感覚です。この日は結構たくさん歩きましたが、疲れも十分取れました。
ところで、雛の館の「雛」はつるし雛のこと。稲取は「つるし雛の発祥の地」と言われています。この時期、「雛のつるし飾りまつり」ということで、雛の館でも展示が行われていますが、足湯でちょっとのんびりしすぎてしまい、見に行ったときにはこの日の公開はもう終わりでした。桜の咲き出した頃にでも、また改めて出直すことにしましょう。
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