21日に、シャープから新しいノートパソコン・PC-NJ70A-W/Bが発表されました。ティザー広告が展開され、モニターも大々的に募集された新しいMebiusの正体は、見たところごく普通のネットブックでした。重量は約1.5kgでフットプリントはB5判サイズくらい、厚みもそこそこ。そうした意味では、正直なところ私の予想とはかなり違いました。
ただ、シャープ自身の言う「革新的な特長デバイス」はちょっと面白そうですね。普通のノートパソコンならタッチパッドがある場所に、4型フルワイドVGAの液晶ディスプレイがあります。そして、これがそのままタッチパッドとしても機能してしまいます。液晶画面の各ドットに光センサーが組み込まれていて、画面上での指やペンの動きを検知するのだそうです。
この「光センサー液晶」は、従来のタッチパネルとは違い画面の前にタッチセンサーなどが被せられているわけではないので、画質が落ちません。これは確かに「シャープ」なデバイスです。既に精細度では十分に従来の液晶と勝負できるレベルですから、もう少し大型化できればメインディスプレイとしても使えます。どんな物が出てくるのか、わくわくしてきますね。
ノートパソコンにサブディスプレイが内蔵されている…というスタイルでもあるわけで、これをどんな風に活用していくのかにも注目したいところです。一見普通に見えても、実はやっぱりシャープなMebiusが市場に出てくるのを楽しみにしておきましょう。そして、製品モニターも当たらないかなぁ(笑)。
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