今晩、テレビで放送された映画「宇宙戦争」を見ました。この作品は、公開された2005年に映画館のスクリーンで見ています。別にストーリーが変わったわけでもなく、違いは音声が英語版から日本語吹き替えになったことくらい。何だか最後に来てバタバタと終わってしまったような感覚も、あのときのままでした。
ただ、見ている私の側にはこの間に大きな変化がありました。トム・クルーズの演じるダメダメな父親を、自分の姿と妙にリアルな感覚で比較してしまうんですよね。来るべき(と言いながらもう四半世紀以上来ていないわけですが)東海地震で瓦礫の山になった下田の街から、娘を抱きかかえて土肥港の駿河湾フェリーに乗りに行ってしまう私…とか(笑)。
普段の私の父親としてのダメダメ度がどのくらいかはよくわかりませんが、いざというときに私はあそこまでなりふり構わず家族のために身体を張れるのでしょうか?…そんなことを考えながら見ていました。
ちなみに、一緒にテレビを見た紫緒は、この作品を見るのは初めてだったんですが、あの拍子抜けのエンディングも「設定としてはリアルだよね」という評価でした。確かにそれはそうなんですが…それにしてもあんなに唐突な終わり方にしなくても良かったような気がしますね。まあ、謎の侵略者が誰か、どうして最後はああなったのかは、物語の本筋からすればどうでも良いわけで(笑)。
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