プロ野球・横浜ベイスターズの大矢明彦監督が、明日からの交流戦を前にして休養に入るのだそうです。昨日も触れたとおり、ベイスターズは現在リーグ最下位。これから上昇に転じられるような材料も見あたりません。もちろん、こういう状況での「監督の休養」は額面通りに受け取れるはずもなく、事実上の解任…ということになるのでしょう。
チームの成績が思わしくないとき、しばしば監督のクビを切ることが行われます。しかし、開幕から1ヶ月半というのはかなり早い段階での決断ですね。普通ならもう少し様子を見るか、今シーズンに入る前に解雇するかのどちらかのような気がします。何とも中途半端です。
振り返ってみると、この10年くらいの間、ベイスターズからは景気のいい話を聞いた記憶がありません。もっとも、WBCで4番バッターを務めた村田修一選手を送り出しているように、人材は全くいないわけでもないと思います。一番気になっていたのは、親会社のTBSにやる気が感じられなかったこと。ただ、シーズン途中で監督交代…という荒療治に打って出たのは、もしかすると方針転換の表れなのかも知れません。今後にちょっと注目しましょう。
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