ミュージアムめぐり

3連休の中日です。先週にもちょっと触れたとおり、せっかくの3連休ですから、ちょっとどこかに出かけたいな…と考えていたところでした。
ところが、昨日、今日と空模様の方が今ひとつ。いよいよ夏本番…ということで、伊豆では海水浴場も軒並み営業が始まり、花火大会が開かれたりしているんですが、こうした場所に出かけて雨に降られてしまっては大変です。私ひとりなら「降られちゃったなぁ」とずぶ濡れになって帰れば済むわけですが、家族連れではそうも行きません。雨に降られても大丈夫な、屋根のある観光スポットを探してみることにしました。
東京のように屋内型の遊戯施設が充実しているわけではありませんし、浜松のように大型ショッピングモールがいくつもあるわけでもありませんが、こんなときには伊豆高原のミュージアム群を巡ってみてはどうでしょうか。「美術館」とか「博物館」とか呼ぶと、ちょっと身構えてしまうかも知れませんが、ここにある「ミュージアム」は、それぞれがこだわりを持った、いい意味での曲者だらけで、なかなか楽しめます。


まず、妻の紫緒から是非行きたい…というリクエストがあって訪れたのが、伊豆高原アンティークジュエリーミュージアム。その名の通り、19世紀頃からのアンティークな宝飾品の展示されている美術館です。
伊豆の長八美術館と同じように、入口で虫眼鏡を貸していただけます。流行の移り変わりと技術の進歩で変わっていくデザイン、緻密な職人芸を楽しむことができます。午前中の入館だったこともあってか館内は空いていて、ゆったりと見て回ることができました。
母娘でドレスアップ
そして、ここには「ドレス室」というものがあって、ふりふり、ひらひらのドレス姿で写真を撮ることができます。どうやら紫緒にはこれが最大の目的だったらしく(そういえば、神戸で北野異人館街に行ったときにも、嬉々として仮装していました)、今回は娘と二人でドレスアップ。なかなかカメラ目線をくれない娘に悪戦苦闘しながらも、持って行ったデジカメで記念撮影をしました。
ドレスを着せると満面の笑みを浮かべて走り回る娘を見ていると、1歳半そこそこでもやっぱり女の子なんだなぁ…と思ったりします。それとも、単にこれは母親からの遺伝なんでしょうか(笑)。


アンティークジュエリーミュージアムで、3館セットの割引入場券が売られていたので、残りの2館にも行ってみることにしました。人形の美術館それいゆでは、人形作家・中島萬里氏の「女性の一生」をテーマに作られた人形たち、そして世界各地の人形たちが展示されています。
「一生」をテーマにしているだけに、彼女の作品の多くは老婦人。「人生なんてそんなもんよ」とでも呟きが聞こえてきそうな意味深な表情で、ニヤリとさせられたり、ちょっと背筋が寒くなったり…という、オトナの笑いの世界があります。まあ、私のレベルではそれを語るにはまだまだ若輩者過ぎますが。
一方で、2階に上がると、魔女の仮装ができる衣装が置いてあったり、手をたたくと動き出す人形がいたり、絵本の置いてあるコーナーがあったり…と、小さな子供たちの楽しめる仕掛けがいっぱいです。ただ、肝心の娘はちょっと眠そうで、ここから出る頃にはお昼寝タイムに入ってしまいました。


3つめは伊豆テディベアミュージアム。あの有名な熊のぬいぐるみをテーマにしたミュージアムです。1階の常設展示では、1,000体以上ものテディベアが所狭しと並んでいます。熊たちが遊んだり、踊ったりしているジオラマ展示が楽しいですね。
2階では、特別企画展として昨年から「となりのトトロ」のぬいぐるみ展が開かれています。大好評ということで、期間が来年8月まで延長されたのだそうです。これだけ長期にわたると、「特別」なのかどうかもちょっと疑問になってきますが…。今やスタンダードとでも呼びたくなるほどの超人気作品の展示だけに、ここはテディたちのいる1階以上に人であふれかえっていました。
帰りがけに、ティールーム「Teddy’s Garden」でアイスティーをいただいてきました。ミュージアム全体が英国カントリー風に仕立てられていることもあり、コーヒー好きの私でもここでは紅茶が飲みたくなります。…でも、テディベアって20世紀初頭のアメリカ生まれなんですけどね。


他にも、伊豆高原にはいろいろなミュージアムがそこかしこにあります。また折を見て、オモシロそうなところを発掘してみたいですね。
漁師の漬け丼膳・ネギわさび添え
余談ですが、昼食には久しぶりに伊豆高原ビール本店の漁師の漬け丼膳をいただきました。相変わらず、食べても食べてもご飯が見えない豪快なボリューム感でした。以前来たときには辛子味噌で味が調整できるようになっていましたが、今回はネギわさび付き。これも、食べている途中で混ぜると丼が2度楽しめます。
アンティークジュエリーミュージアムに置いてあった「1グループ1,000円割引券」付きのチラシのおかげで、二人分ならファミレスでディナーを食べるのと大差ない値段で済ませることができました。このチラシ、結構いろいろな施設に置いてあるのを見かけます。見つけたら是非キープしておきましょう。ただし割引券には有効期限があるのでご注意を。


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