8月17日・月曜日。私たちのお盆休みツアーは3日目に入ります。2泊3日の最終日なんですが、最後の最後まで内容は盛りだくさんです。もうしばらくお付き合いくださいね。なお、日曜日以外の更新ですが、話の連続性を考慮して「Weekly SSK」としています。
この日の朝は、バイキングの朝食でしっかりと栄養を補給してから、再びゆりかもめに乗ってお台場のフジテレビ本社に。日曜日には見るのをあきらめた、お台場合衆国の有料展示へのリベンジとなりました。
「お台場合衆国」は、フジテレビがお台場地域全体を巻き込んで、この一帯を一大テーマパークにしてしまうイベント。フジテレビの誇る数々のバラエティー番組をテーマにしたアトラクションが用意されています。
お台場合衆国の「1DAYパスポート」は、フジテレビ本社25階の球体展望室「はちたま」や社屋内の一部特設展示、あとは屋外にある会場に入場できる1日券です。これをじっくり見て回ると、それだけで丸一日かかりそうです。そこまでの時間はちょっと取れなかったので、妻の紫緒が一番気になっていた「クイズ!ヘキサゴンII」の展示を見に行くために、エレベーターで社屋内に上がりました。
まずは、はちたまからお台場を一望。昨夜の3点セットも、ちょっと時間帯と視点が変わるとずいぶん見え方が変わります。今どきの東京らしさを感じる景色ですね。
ここには、「ザ・ベストハウス123」で話題になった「ラロックの聖母」の絵が展示されています。本当にレオナルド・ダ・ヴィンチの作品なのかどうかはわかりませんが、謎は謎のまま、夢は夢のままでいてくれた方が楽しめる気もします。こういうミステリーは、解けてしまうまでの過程がおもしろいものです。
売店で、クランチチョコが入った直径10cmくらいのはちたま形の缶を買いました。娘がこの缶をお気に入りで、帰ってきた直後は抱きかかえるようにしていたので、紫緒と「フジテレビは私のものよ☆」などと当てレコしながら笑いました。それは20数年後にフジテレビに入社して実現するのか、それよりも前にテレビ番組にどんどん出演してしまうのか…なんて、親バカな妄想を無責任に暴走させるのも、今しかできない楽しみですね。
22階のフォーラムまで降りてくると、お目当ての「クイズ!ヘキサゴンII」の展示。ここには実際の番組セットが作られていて、クイズに挑戦できるようになっています。しかし、月曜日だというのに(まあ、夏休みなんですが)ものすごい混みようで、挑戦できるのは子供たちだけということになっていたようです。かなり残念。
仕方ないので…というわけでもないんですが、ショップの方でお土産を見ることになりました。紫緒にはお目当てのTシャツがあったらしいんですが、残念ながらここにはなく、他のデザインのTシャツやタオルなど買い込んでいました。
あと、このフロアに設けられた「つるのカフェ」に入り、アイスコーヒーで一服しました。このアイスコーヒーが、限定デザインのタンブラーに入って800円。タンブラー単品が700円で売られていましたから、実質中身のコーヒーは100円ということになりますね(笑)。
ここにはキッズスペースが設けられていたので、人混みの中でお疲れ気味だった娘も、のびのびと遊ばせることができました。子供のことを考えてあるのは、さすがに3児の父・つるの剛士がプロデュースしただけのことはあります。
お台場合衆国にはまだまだいろいろな出し物がありましたが、この日はもう一つ予定が残っていましたから、残念ながらここでタイムアップ。昼食を済ませてから、車に乗ってお台場を離れました。
向かった先は葛飾区お花茶屋。ここに、紫緒がこの春から出している店があります。店とは言っても、彼女の「店」は1辺30cmくらいの棚の一枠分。いろんな人たちが借りた「ボックス」が集まって1軒のお店になっている、「レンタルボックス」という形態のお店です。彼女は、ここに得意の手芸品や写真入りの葉書などを並べています。
本来なら、ボックスを借りた店主たちが、店を訪れて自ら飾り付けや在庫管理をするわけですが、さすがに下田からでは通うわけにも行かず、商品を宅配便で送り、ボックスの管理は店のオーナーのPEEPSさんに(お店の名前も「PEEPS」なんですが)にお願いしています。せっかく東京まで行くんだから、お店までご挨拶に行かなきゃ!ということで、今回のツアーに組み入れました。
PEEPSさんは、住宅街の中にある小さなお店で、この中に100個くらいのボックスが並んでいます。手芸品を並べたボックスが多い(つまり、紫緒には商売敵が結構多い?)んですが、他にも古本が並んでいたり、名刺のオーダーメイドサービスの広告とサンプルが置いてあったり…と、意外にバラエティに富んだ品揃えです。
紫緒は、同じように自分の店にあこがれて、同じように子供を持つ母親で…というPEEPSさんと、いろいろ楽しくお話ができたようです。新しい商品を納入し、自らディスプレイして帰ってきました。また訪問できる機会が作れると良いですね。
下田への帰り道は、首都高速を通り抜けて東名高速を沼津まで走り、あとはいつもの天城越えルート…ということになりました。沼津ICからは、7月に一部開通したばかりの「東駿河湾環状道路」というのを走りました。高速道路並みの規格の無料バイパスで、箱根方面に行くのなら間違いなく近道なんですが、中伊豆方面に向かう場合には少々大回りになります。それでも、信号がありませんし、国道1号線を走ってくるときのような渋滞も今のところは皆無ですから、所要時間の平均は短くなりそうです。伊豆中央道に直結してくれれば、利便性は飛躍的に高まりそうですが、それは何年先になることやら。
とても密度の濃い3日間で、翌日は1日中家で休むことになりました…というより、疲れてしまってとても動き回れませんでした(苦笑)。まあ、これを見越して、職場の休暇は最初から日程より1日長くしておいたんですが。
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