11月の第3木曜日はボジョレー・ヌーボーの解禁日。今年は11月19日でした。一時期ほど熱狂的に扱われることもなくなってきましたが、それでもマスコミでは毎年取り上げられる風物詩になりましたね。
ボジョレー・ヌーボーについては例年SSK Worldで取り上げていますが、これはフランス・ボジョレー地方で収穫されたブドウを、その年のうちにワインにして飲むもので、毎年のブドウの出来栄えを確認する意味合いがあるのだそうです。もっとも、そんなに早く醸造して出てくるワインですから、ワインとしての味わいでは何年も熟成したワインには及ばないわけで、それほどワインに詳しくない私たちにとっては、その年の収穫に感謝するイベント…ととらえた方が素直かも知れません。
去年は、妻の紫緒がとてもヌーボー(新酒)とは思えない深い味わいの素晴らしいワインを探して注文してありました。今年もこれを注文しよう!と思っていたらしいんですが、気がついたときにはすでに売り切れ。その後もバタバタしているうちに手配は後回しになり、ついに解禁日当日になっても飲むものが用意できていない…という事態になってしまいました。
この週末は浜松に帰省していたので、近所のマックスバリュで1,980円で売られていたのを買ってきて、紫緒の実家で飲むことにしました。紫緒は、去年のこだわりの選択との落差を感じてか、ちょっと嫌そうな顔をしていましたが、それでも「これも一つのイベントだから」と言うと、納得した風でした。
実際に開けてみたところ、これが意外にワインらしい味が出ていて、なかなか楽しく飲むことができました。今年のブドウの出来は「50年に1度」なんて形容をしているメディアもありましたが、かなり優秀な出来であったことは確かなようです。そして、今年もまたあっという間にボトル1本が空いてしまいました…まあ、感謝祭ですからね(笑)。
コメントを残す