またしてもお待たせしてしまいましたが、Windows 7 Home Premiumをインストールしたレッツノート・CF-R4に、アプリケーションや周辺機器をセットアップした経過報告をしたいと思います。まあ、経過報告というよりは備忘録の意味合いの方が強いんですけどね。
アプリケーションについては、拍子抜けするくらい問題は出ていません。Microsoft Office 2003やPaint Shop Pro Xなど、Windows XP世代のアプリケーションでも基本的にはちゃんと動作しています。Vista対応のアップデートが用意されていれば、これを適用することでほぼ大丈夫…ということになるようです。
Windows 7になって増えた新機能の中に、タスクバーに登録したアプリケーションのアイコンを右クリックすると、よく使う機能をワンアクションで呼び出せる…という、「ジャンプリスト」があります。例えば、FTPクライアントのNextFTPでは、タスクバーから直接サーバーへの接続画面が呼び出せます。
画面キャプチャはデスクトップ機のもので、Aero効果の半透明なウィンドウ枠になっていますが、Aeroの使えないCF-R4でもちゃんと使える機能です。ただ、画面はシンプルなメニューリストと同じで、表示も微妙にもたつくんですが。
これを積極活用するためにはアプリケーション側の対応が必要になりますが、XP世代のアプリケーションでも、最近使ったファイルが表示され、「7らしさ」の一端は味わわせてもらえます。
Windows 7への正式対応が行われていない周辺機器等のインストールについては、最初に公開β版でテストしたときと状況は変わっていません。というわけで、インストールについては公開β版の記事を見ていただければよいのですが、一部補足しておきます。
ウィルコム WS014IN+W-SIM RX420IN:
ウィルコムから、Windows 7(32ビット版のみですが)対応のEasy Setup Toolが公開されました。これを使えば、ややこしい手動インストールを行う必要はありません。ただし、Windows 7で使用した場合、Vista以前なら同時にインストールできる高速化プログラム・MEGA PLUSはインストールされません。ウィルコムから、正式に「非対応」とアナウンスされています。
それでも、これがあるとないとでは体感速度が大違いなので、ダメでもともと!と思い、MEGA PLUSアプリケーションのみを個別にダウンロードしてインストールしてみました。問題なくインストールは完了し、ちゃんと高速化機能も動作しているようです。ダメならウィルコムは即刻解約…なんてことも考えていましたが、とりあえずは踏みとどまりました。
現在、安物のSSDに換装しているCF-R4の場合、XPで使っていた頃にかなり気になったのが、ときどき動作を停止したように見える、いわゆる「プチフリーズ」現象。Windows 7に入れ替えてから、この「ちょっと凍る」機会が減ったような気がします。
Windows 7では、SSDへの対応が進められたと聞いていますが、これも専用のコマンドを持ったSSDとの組み合わせが前提で、古いSSDには効果がないはずです。OS自身のパフォーマンスが上がったからなのか、それとも単なる気のせいなのか…まあ、体感速度が向上しているのだから、これで良し!としましょう。
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