シャープから、1996年から2001年に製造された冷凍冷蔵庫の無料点検、部品交換の案内が出ています。対象となっている冷蔵庫は、すべて右からも左からも扉を開けることができる「両開き冷蔵庫」です。冷蔵室とドアの間に物が挟まると、ドアがうまく開閉できなくなり、その状態で無理に開閉すると、ドアが外れるおそれがあるのだそうです。
両開き冷蔵庫といえば、やっぱり思い出すのは目の前で扉が落下するのを見てしまったこと。シャープ製品への不信感を決定づけてしまった出来事でした。その後我が家にもシャープ製品はずいぶん増えて、「不買運動」もなし崩しになってしまいましたが、ちょっと懐かしい話題でした。
シャープは、液晶テレビをはじめとして、数多くの分野で今や押しも押されぬ日本のトップブランドになりましたが、このことが引っかかっていて、私はどうも素直に認める気になれませんでした。今回のリコールの話を聞いて、シャープからあのときのことを謝ってもらったような気になって、少しだけすっきりしました。まあ、結局のところ、どこで自分の気持ちと折り合いを付けるのか?だけなんですよね。
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