NTT西日本が、光ファイバーによる接続サービス「フレッツ光ネクスト」に、より高速の通信が行えるサービスを追加するのだそうです。最大200Mbpsの「ハイスピードタイプ」と、最大1Gbpsの「エクスプレスタイプ」で、従来の「ネクスト」との違いは末端での最大速度だけのようです。
ハイスピードタイプは、従来のネクストと同じ月額料金で提供されます。2週間前にネクストの回線が開通したばかりの私としては、何とも複雑な心境。何しろ、2倍速でお値段はそのまま、です。そんなサービスの提供が控えているなら、もうちょっと待ってても良かったのに…と思ってしまいました。
ただし、既にネクストが開通している場合、ハイスピードタイプやエクスプレスタイプへの切り替えは、宅内工事なしで可能なのだそうです。工事費はたったの2,100円。確かに、ホームゲートウェイはすべてのLANポートが1000BASE-T対応になっていますから、そのままでも対応できそうです。提供エリアも「フレッツ光ネクストの提供エリア全域」ですし、実質的には「工事」と言っても各戸の帯域制限を調整するだけのソフトウェア的なものなのでしょうね。でも、2,100円なんてケチくさいことは言わずに、「フレッツ光ネクストは最大200Mbpsになります」と一言だけ言ってくれればいいのに。
インターネット接続だけ利用しているのなら、フレッツ側よりもその先の方がボトルネックになっていることがほとんどなので、100Mbpsがそれ以上になっても数値上の優越感以外にはあまりメリットがない(それがメリットか?というツッコミは却下)ような気がしますが、動画配信なども組み合わせるとなると、帯域の余裕がメリットになってくるはずです。今すぐ2,100円を払って倍速化することは考えていませんが、将来のオプションとしては考えておきましょう。…案外、気がつくと勝手に高速化していたりして。
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