土曜日・26日に、浜松混声合唱団の演奏会を聴きに出掛けました。かつては自分も団員として舞台に上がっていた演奏会なんですが、近年は聴きに出掛けるのが恒例になっています。
毎年、自分の歌っていた頃のことを思い出し、ついつい緊張してしまっているのに気付きます。今年もやっぱりそんな場面は何カ所かありました。細かいことを言えば、気になったところはいくつか無いわけでもありませんが、それはさておき(笑)今年も楽しいステージを見せていただきました。
今年面白かった趣向の一つは、多くの曲で団員が1、2人合唱の前に出てきて楽器を演奏したこと。タンバリンやカスタネット、リコーダーなど、学校の音楽の授業で演奏した思い出のある楽器ばかりなんですが、いざステージの上で1,000人のお客さんに聴いていただくとなると、これは結構大変なはずです。緊張した面持ちで譜面とにらめっこしている姿は、申し訳ないんですが楽しませていただきました。
もう一つ面白かったのは、ステージ上の並び。第3ステージの中で、「壁きえた」という作品が歌われました。この曲は、指揮者の齋藤先生のソロが聴けた…という点でも楽しかったんですが、この曲では男声パート、女声パートの間から「壁」が消え、全員がランダムに入り乱れた状態で歌われました。詞のメッセージを、ちょっと珍しいスタイルで表現していましたね。実は、聴いていてちょっと涙しそうになりました。
アンコールで客席と一緒に歌うのも、すっかりお馴染みの企画になりました。毎年新しい趣向も増えて、楽しませてもらえる演奏会ですね。でも、「やっぱり自分が歌いたい」という気持ちも、毎回新たにさせてくれます。4月から浜松に戻ってきて、一気に現実味を帯びてきた合唱団への復帰ですが、いろいろな事情もありますし、いったいどうなることか…まだ思案中です。
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