2011年が始まってから3週間が過ぎました。年末年始に少々栄養をとりすぎたせいか、先週から口内炎が出来てしまい、まだ少々気になります。まあ、おかげで食べ過ぎは抑えられ、胃腸は休まるのでしょうけどね。ヒトの身体は、どこかでちゃんとバランスをとるように出来ています。…それでも、痛いのはやっぱり勘弁してほしいところなんですが。
それはさておき、今日のお題は「島根県と埼玉県」。並べてみると、地理的位置でも、県のカラーとしても、何とも脈絡のなさそうな2県ですよね。しかし、私にとってはある意味非常に位置づけの近い2県なんです。
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まずは島根県。実は、前にちょっとだけ触れたことがありますが、ここは本州34都府県の中で私が唯一訪れたことがない県です。学生時代に、島根県出身の友人もいましたから、ときどき聞かれるような「どこにあるのかわからない」というような話はなく、むしろ馴染みのある地名ではあったのですが…。
もともと旅行は趣味の一つで、海外にはほとんど出たことがないものの、国内では結構いろいろなところに出かけています。仕事関係の出張先や、学生の頃に調査や学会発表、実習などで出かけた場所も含めて、日本地図に色を塗ってみると、5年前の時点で既に、九州・沖縄を除けば足を踏み入れていないのは島根県だけになっていました。もっとも、この色塗りも都道府県単位だからこそこれだけ優秀な結果になっているわけで、細かく見ていくと函館に未だ行ったことがなかったり、箱根にも最近まで行ったことがなかったりして、ツッコミどころは満載なんですが。
隣接する3県(鳥取、広島、山口)には行っているのにどうして?ということになるわけなんですが、やむを得ない事情もあります。これら3県に行ったときには、全て自分では日程がどうにもならない事情がありました。3県とも最近行ったのは仕事の用事。広島、山口は修学旅行でも行っていますが、もちろんこのときは勝手に隣県まで行ってしまうわけには行きませんでした。
今思えば、鳥取県に行ったときに、頑張ってもう少し足を伸ばしておけば…ということになるのでしょうけど、山陰地方は、公共交通機関で移動しようとすると、飛行機で直接目的地までひとっ飛びするのならともかく、それ以外の手段はなかなか大変な場所です。時間の限られた中では、寄ってこられなかったのは仕方なかったのだ、と思っています。
島根県には、出雲大社をはじめとした古代日本神話の由来になっている数々の場所、世界遺産に指定された石見銀山など、見応えのある観光スポットがあります。是非足を運んでおきたい場所だとは常々思っています。浜松からはかなりの遠距離になるわけですが、移動手段としては、やっぱり車に乗って行きたいところです。妻の紫緒が高速道路でもハンドルを握ってくれれば、ずいぶん楽なんですが(涙)。
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そして埼玉県。こちらは、東京のすぐ隣ということで、私は何度となく足を踏み入れている県です。しかし、改めて考えてみると、埼玉県だけは他の都府県とは違って「目的地」にして出かけたことは一度もないことに気付きます。
JR東日本の全ての新幹線、そして関越、東北、常磐の各高速道路は、埼玉県を通り抜けて行きます。浜松から北関東、東北方面に向かおうとすれば、よっぽどひねくれたルートをとらない限りは東京を経由し、埼玉県を通ることになるわけです。高速道路のサービスエリアや、一般道走行中のコンビニ等の休憩で、埼玉の大地に足を下ろしてはいるわけですが、これでは「埼玉に行った」という感覚にはなりません。
埼玉県に魅力的な目的地になり得る場所がないのか?といえば、そうでもありません。実は、最近までは私の趣味に合致するような場所は本当に少なかったんですが、かつて秋葉原にあった交通博物館がさいたま市に移転して「鉄道博物館」としてオープンしたのはとても気になっています。また、現在関東で働いている友人たちの中には、埼玉県民が何人かいます。彼らのところに遊びに行けば、胸を張って「埼玉に行ってきた」と言えますね。
以前から密かに(でもありませんが)「本州全県制覇」の野望を抱いていますが、島根県だけではなく埼玉県も改めて「訪問」しないと、完全達成とは認めたくない気分になっています。その次は、まだ福岡県にしか行ったことがない九州、そして沖縄も含めて日本47都道府県制覇…と行きたいところなんですが、さすがにそこまではまだまだ遠い道のりです。
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