NTTドコモから、今年3月に発売されるスマートフォン3機種が発表されました。年に数回、20機種程度をまとめてお披露目するのが最近のパターンになっていることを考えると、ちょっと珍しいことで、違和感すらあります。この4月からSIMロックを解除できる仕組みを用意することになっている同社が、できるだけ最新端末の「買い逃げ」をさせまいと、急いで発売するのでは?と穿った見方もありますが、「より魅力的なものを、より早く届けたい」という思いだと捉えておきましょう。
3機種の中で最も気になったのは、「MEDIAS N-04C」でした。先日「注目している」と書いたばかりの、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製の初めてのスマートフォンです。日本のガラケーの特徴であるワンセグ放送受信、おサイフケータイ、赤外線通信などの仕様を取り込んで、しかも厚みがたったの7.7mm(最薄部)。「全部入りで薄型、軽量」というコンセプト、そしてデザインの傾向も、私がかつて使っていたN905iμからの流れにつながるものがあります。
スマートフォンの場合、ソフトウェアの仕様が多少違ってもユーザーが入れ替えれば済むわけで、各社がどんなハードウェアで作り込んでくるかがポイントになる気がします。そんな意味では、今後にも期待させるハコになっていると思いますね。MEDIASシリーズとしては、この夏に防水仕様のモデルも登場する予定なのだとか。その先にXi(くろっしぃ)対応のモデルがかなり早い段階で登場する可能性も高いと思います。今すぐ買い換えるわけではありませんが、今後には俄然注目です。
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