怒濤の引っ越しで浜松に戻ってきてから、もうすぐ1年になります。さすがに1年も経てば、生活の方はずいぶん落ち着いてくるわけですが、それでも部屋に溢れかえったモノの整理はまだ道半ば。これからもひたすら断捨離、です。
この1年間を振り返ってみると、ひとつ思うのは「全然遊びに行かなかったなぁ」ということ。観光地のど真ん中にいて、思い立ったら有名なスポットにふらりと遊びに行けてしまった下田での2年間と比較するのは無茶な気もしますが、それにしてもずいぶん変わりました。
一番端的に比較できるのが、写真を撮影した枚数。2010年の1年間に私と妻の紫緒が撮影した写真は、2009年に撮影した枚数の3分の1以下しかありません。もちろん旅行以外にも撮影機会はいろいろあるので、一概には言えない部分もあるのですが、さすがにこれだけの差はなかなか付きません。
ただ、少なくなったとはいえ去年でも1,700枚以上の写真を撮影しています。デジカメのおかげで、お財布を痛めずに、実質的に無制限取り放題になっていますから、撮り逃しのないように、とにかく数多く撮りまくるようになりました。まさに「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」です。
浜松に来てからで遠出したのは、リトルワールドと東京ディズニーランドくらいということになります。できれば伊豆にも一度くらいは里帰り(?)したかったんですが、残念ながらその機会は作れませんでした。
下田まで行くこと自体には全然抵抗がなくなりましたから、きっとまたそのうち出掛けることはあると思います。あのてんこ盛りの海鮮丼もまた食べたいですしね。…案外、遊びに行く前にまた下田行きの辞令が出てしまったりして。
そういえば、東京ディズニーリゾートも、先日の地震で駐車場などに被害を受け、また営業再開とはなっていません。もちろん、もっと北に目を移せば、東北地方の海岸近くはどこも大変な被害を受けました。
社会人1年目のゴールデンウィークに、学生時代の友人たちと「ちょっと遅い卒業旅行」で東北地方を縦断し、このときには松島を遊覧船で回りました。あの景色が元通りにはなり得ないわけですが、きっとまた東北は数多くの魅力を取り戻してくれると信じています。
東北に限らず、まだまだ行きたいところはたくさんあります。少しずつでも足を運んでいきたいですね。
ところで、浜松に戻ってきてから、自らの家を持つことを以前より強く意識するようになりました。年末にもちょっと触れていますが、県内程度のレベルで勤務地が異動になる可能性がある身からすると、ベースになる自分の家があればかなり安心感が違ってきます。これが、全国レベルやグローバルな異動となると、「持ち家は無理」というあきらめや開き直りもできてしまうんでしょうけどね。
とりあえず、当面の間は浜松に住むことになりそうですから、馴染みのある浜松にマイホームを構えたい身としてはここ数年が勝負所。何とか娘が小学校に進むまでには道筋を付けておきたいところです。それ以降になると、引っ越しは単に住むところを変えるだけの話では済まなくなってきますからね。
夏頃からログハウスにどっぷりハマって展示会を回っています。できることなら、私の家はBESSさんにお願いしたい気持ちはありますが、特に予算面を考えると、状況はかなり厳しいと言わざるを得ません。
ただ、あまり心配ばかりしていても前には進めません。どこかで清水の舞台から飛び降りる気迫を見せなくてはならないわけですが…来るべき東海地震より前に家を建ててしまって大丈夫なのか?なんて話もありますし、悩みは尽きません。
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