日本プロ野球の今シーズンの開幕は、両リーグとも4月12日の同時開幕ということに落ち着いたようです。当初は、セ・リーグが予定通りの3月25日開幕を強行する構えだったのですが、その後世論、選手会、さらには政府からの指導まで様々な声が上がった結果、開幕日、ナイターの実施、延長戦の扱い、ポストシーズンへの対応など、パ・リーグに足並みを揃えることになりました。
様々な条件を考慮すると、当初からパ・リーグ案の方が理にかなった対応で、セ・リーグ案は相当無茶だったと思います。一度決めた開幕日を2度も変更することになった…というのも、何ともカッコ悪い対応です。ことごとくイメージダウンの方に働く対応が続いた気がします。
ともかく、開幕日をちゃんと決めたわけですから、そこに向かって準備を進めるのがそれぞれの立場に課せられた使命です。延ばされた半月の間にどんなことができるのか。選手会ではチャリティなど企画する案もあるようですが、選手の皆さんは無理はしすぎずに、本業の開幕に向けてコンディションを整えていただきたいところです。もしかすると12月まで続くかも知れない長丁場なんですから。
「25日開幕強行」の先鋒に立った読売ジャイアンツは、またしても「身勝手で強引」というマイナスイメージを強めてしまいました。まあ、こうでなくては私たちアンチG党の楽しみが減ってしまいますが。しかし、後で聞いたところによると、我らが中日ドラゴンズは、ジャイアンツに真っ先に同調して「25日開幕派」に付いたようですね。私もジャイアンツのことばかりあげつらうわけにはいきません。この点については恥ずかしいです。
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