レッツノートの2011年夏モデルが発表されました。今回のモデルチェンジでは、春モデルでは一部取り残されていた機種も含め、全機種が第2世代Core iシリーズを採用しています。それ以外には、「取っ手付き」のCF-F10シリーズがフェードアウトしたのに気付く程度で、基本的には変わっていません。
マイレッツ倶楽部でよりハイスペックのモデルが提供されるのも、これまでと同じです。特に、プレミアムエディションは、30万円を大きく上回るプレミアムな価格に見合う、ネットブックたちには到底真似のできないパワフルな仕様を備えています。
今回、CF-J10のプレミアムエディションには、ExpressCardスロットを装備せず、CPUもちょっとランクを下げた廉価版が用意されました。選択肢が増えたことは歓迎するべきだと思いますが、惜しいのは全部入りか、全部抜きかの二者択一になってしまっていること。
ユーザーによって、ハイスペックを求めたい部分は少しずつ違う気がします。例えば、私の場合なら、CPUやRAMには過剰なまでのハイパフォーマンスは要らないと思っていますが、ExpressCardなどのインターフェースは充実させたいところです。また、先代モデルのようにワイヤレスWANを内蔵させた「無線全部入り」こそが至高のモバイル!と思っている方もあるはずです。
もともと、1台ずつを組み上げていくセル生産方式を採用しているのですから、取捨選択できるようにBTOの選択肢をもう少し増やしても良いのではないでしょうか。VAIOオーナーメードが、外見から個別のデバイスの内蔵の有無、あるいは速度や容量までかなり細かい選択ができるのと比べると、あまりにも寂しすぎます。
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