6月の第3日曜日は父の日。父の日については、由来や扱われ方などを、もう10年も前に記事にしたことがありますが、そんな私も気がつけば父親になって4度目の父の日を迎えます。
さすがに、まだ3歳の娘が私に何かを企画してくれるところまでは行かないわけですが、今年は、幼稚園で「おとうさんありがとう」と書かれた小物入れを作ったのをプレゼントしてくれました。にっこり笑った写真が貼り付けてあるのが嬉しいですね。自宅のパソコンの脇に置いて眺めています。
私の今年の父の日は、いろいろと動き回る忙しい一日になりました。…といっても、全て自分の趣味が理由なんですけどね。仕事が休みの日になると、やりたいことがいろいろ出てきてしまい、ついつい予定を埋めてしまう質です。終わってみると平日よりも疲れが溜まってしまっていたりして(汗)。
午前中は、漢検の試験に出掛けました。先日も話題にしましたが、漢字の勉強をしていたのはこの日のためというわけです。この手の試験らしきものを受けるのは、パソコン整備士のとき以来。妙に緊張している自覚がありました。
会場は、浜松短期大学の住吉キャンパス…ということで、浜松駅からバスに乗って出掛けました。試験会場に大学のキャンパスが使われるのは結構よくあることですが、大学という雰囲気は、自分の学生時代を思い出して懐かしいですね。もっとも、今回の会場の方が私の母校よりもずっと新しくて綺麗でしたが。
試験開始まではまだ50分くらいあったので、用意されていた控室に行ってみると、早くも来ている方が結構いました。そして、一様に参考書などとにらめっこして、人によってはノートに書き取りをしながら最後の追い込みをしています。私は会場で見直しをするつもりは全くなかったんですが、どうも居心地が悪く、持っていた参考書を取り出して(あらら、実は勉強する気もあったのか?)、苦手の四字熟語や部首の確認をしました。
試験は60分間で、問題は一部のマークシート選択式以外は全て記述式で120問。意外に与えられた時間には余裕がありません。それでも、20分ほどでほとんどの回答欄を埋めながら一通り進み、すんなり思い出せなかった問題を見直しながら、40分頃までには解答用紙を埋めました。あとは、「とめ」「はね」「はらい」など楷書体の字として見てもらえるか不安なところを清書して、時間が来るのを待ちました。
ちなみに、私が受験した2級は常用漢字全般の読み書きが問われるもので、合格基準は200点満点で160点。手応えは結構ありましたが、合否は結果が返ってくるまではわかりません。それこそ、自分の書いた字が汚すぎて正答と判断されない…なんて事態も考えられますしね。
合格すれば、次は上位の準1級に挑戦することも考えられますが、今度は試験範囲がJIS第1水準相当の約3,000字に広がり、一気に敷居が高くなります。大学卒としては、本来ならいちばん上の1級だって合格できなくてはならない気もするんですが、…ともかく、合否通知が来てからの話です。
試験終了後は、妻の実家に預けてあった娘を引き取りに向かいました。そして、今度は同じく漢検の準2級を受験中の妻を迎えに出掛けます。途中、マクドナルドに寄って昼ご飯にしました。娘はまだハンバーガーなどはとても食べられませんが、フライドポテトは大好きです。ファーストフードの食べ過ぎは良くないと思いますが…まあ、たまには良しとしましょう。
ちなみに、私が注文したのは現在期間限定で提供中のアイコンチキン・イタリアンハーブ。イタリアン大好き、鶏肉大好きな私のためにあるようなメニューです。ちなみにサイゼリヤの若鶏のグリル・ディアボラ風も大のお気に入り。自宅にはオリーブオイルに鶏肉用のハーブミックスも常備しています。
浜松駅で妻と合流し、午後は家族3人でエスポアごとうさんで行われたワインの店内試飲会に足を運びました。料理と一緒にワインを楽しむワイン会にはときどき足を運んでいますが、考えてみると店内での試飲会に行ったのは今回が初めて。こぢんまりした店内で、赤・白・ロゼと20種のワインが試飲できました。
3歳の子どもを連れてワインを飲みに?と思う方もあるかも知れませんが、お店の皆さんにも、ワイン会に参加する皆さんにも、娘はとても可愛がってもらっています。ありがたいことですね。
今回も、お気に入りのワインをいくつか見つけて、注文してきました。酔っぱらいが重いワインのボトルを何本も抱えて帰るのはあまりにも危ない(おまけに寝てしまった娘も抱っこしなくてはならないのに)ので、後日受け取りに伺うことにしました。
以前から何度も話題にしているとおり、ワインは夫婦揃って大好きなんですが、家で2人でボトル1本を空けるのはなかなか大変な作業です。ここは、お客さんを我が家に招いて、「ミニワイン会」と称してみんなで空けてしまおう…なんてことも考えています。相変わらず室内が片付かない我が家に掛ける「外圧」としてもちょうど良さそうです。5周年の結婚記念日あたりには何とかならないか、考えてみましょう。
バタバタと走り回った父の日でしたが、娘と遊ぶ時間は意外に長く取ることができて、結構楽しませてもらった気がします。特別なイベントがなくても、楽しく過ごさせてもらえば、それが一番だと思いますね。
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