自作パソコンに関する様々なトラブルを記録、報告してきたのが「自作PCドタバタ日記」だったんですが、最近はすっかり更新のペースが落ちています。もちろん、更新が少ない理由はそもそもトラブルが起きないからであり、パソコンが基本的には何らかの仕事をするための道具であることを考えれば、トラブルはないのがベストです。
しかし、そんな我が家に久々のパソコンがらみのトラブルが襲来しました。私が自宅でメインマシンとして使っている自作機が、突然STOPエラーを連発し始めたんです。これは、Windows XP以降のWindows機で、システムの動作を維持できない深刻なエラーが生じたときに表示される、青地に白い小さな英数字で表示されるもの。電源を切るしかない状態です。Windows 98以前のように頻繁には凍り付かなくなったものの、逆にこのエラーが出るのは相当深刻なエラーが生じているとき…ということになります。
STOPエラーにもその内容を示す文字列と数値が表示されているんですが、今回はSTOPする度にその内容が変化していました。しばらく状況を見ていたんですが、エラーの原因をつかめないままでした。
そして、これをきっかけにもう一つ困った状況が発生していました。ネットワークへの接続が全くできなくなってしまったんです。インターネットとの接続だけでなく、家庭内LANも全く使えませんでした。現在のパソコンの利用法を考えると、ネットワークが使えないことは致命的です。
幸い、我が家には妻のパソコンも、ノートパソコンもありますから、何とかその場をしのぎつつ、原因を探ってみました。ネットワークがつながらなくなっただけだと、ソフトからハードまで実に様々な理由が考えられるんですが、今回の場合、それまで何の問題もなく使えていたのが突然…ということですから、設定の問題よりもハードウェア系の問題が臭います。それでも、一応全ての可能性を見据えながら、しらみつぶしに探します。
「自作PCドタバタ日記」で以前話題に上がったことがあるのが、システム情報をバックアップしておくためのボタン電池。これを一度取り外すことで内容をリセットしたこともあります。購入してから4年以上、マザーボードの電池は交換したことがなかったので、電池切れでは?と踏んで交換してみたところ、ネットワークへの接続は復活。しかし、STOPエラーの方は完全には収まりません。このままでは安心して使えない状況でした。
トラブルの原因ははっきりとつかめないままなんですが、一つ確実に言えるのは、パソコンの老朽化が進んできていること。私の自作機だけでなく、妻の使っているデスクトップも、レッツノートたちも、相当年季が入って満身創痍です。
正直なところ、修理に出すくらいなら環境を新調してしまいたいな…とは思っていたんですが、気になっていたのは妻のパソコンのこと。何しろ私のお古ですから、本来ならこちらを先に更新したいところです。実際に、電源にトラブルがあったときにも更新を検討したくらいですからね。
ただでさえ財政的に厳しいところで、どうしたものか悩みましたが、妻と相談し、自作機2台を処分して1台を新調することになりました。娘がいますから、たいていどちらかが彼女の相手をすることになり、2人が同時にパソコンに向かっている状況はほとんど生まれないんですよね。どうしても2台目の端末が欲しい場合には、レッツノートも活用すれば良いわけです。マルチユーザー環境でセットアップすれば、かなり異なる私と妻の使用環境も両立できそうです。
何より、2台分を1台に集中させることで、パフォーマンスの高いパソコンを組み上げられますから、私も、妻も環境が改善します。快適な作業環境のために、可能な限り高性能なものを…というのが、以前からの私のポリシーです。2台分のパーツを売り払えますから、資金面でもちょっとだけ有利になりそうな気がします。
というわけで、4年ぶりとなる自作パソコン更新を決めました。必要に迫られての話ではありますが、やっぱり新しく組むのはワクワクしますね。もしかすると、久しぶりにこの感覚を味わいたかったのも、更新を決めた理由なのかも知れません。
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