土曜日・10日、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス対北海道日本ハムファイターズの試合で、イーグルスの田中将大投手とファイターズの斎藤佑樹投手が投げ合いました。5年前、高校野球の決勝で、一度は引き分け再試合となる熱戦を演じたふたりが、プロの世界で初めて投げ合ったことになります。
甲子園の決勝戦で対戦した投手がプロで再び投げ合う…というのは、結構ありそうに思うんですが、実は数えるほどしかなく、互いに先発として対決する…ということになると、実に40年ぶりのことなのだそうです。彼らの高校時代を思い出し、この対戦を楽しみにしていた方は多かったと思いますし、私も楽しみに待っていたひとりでした。
しかし、高校を卒業してすぐプロ入りし、今やイーグルスの投手陣を支えプロを代表する投手のひとりになった田中投手に対し、大学4年間を経て今年プロ入りしたばかりで、ドラフト会議で4球団の1位指名が集中するほどの注目を集めた割には、まだちょっと物足りない斎藤投手。現状では「格」の差を感じざるを得ません。どんな試合になるのか、期待半分、不安半分でした。
試合は、4-1でイーグルスが勝利。ギリギリで完封は逃してしまったものの、田中投手が格の違いを見せつけたと言って良さそうです。しかし、斎藤投手も最後の8回までマウンドに立ち続け、彼なりに試合は作り続けました。彼ら自身の思い入れもあったようですし、今後に期待しても良いのかな?と思わせてくれる試合ではあったと思います。
今後も何度となく顔を合わせる可能性がある両投手。名勝負と呼ばれる対戦に育っていってほしいですね。
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