いよいよ、NTTドコモの新商品&新サービス発表会は明後日となりました。ここまでに、それなりに漏れてきた情報もありますが、さすがに発表会前に完全に丸裸では格好も付きませんし、こんなものでしょうか。明後日まで待てば全容は明らかになるわけで、今さら予想しても仕方ないんですが、それでもいろいろ気にはなります。
ひとつびっくりするのは、富士通から登場する機種数の多さ。Xi対応スマートフォンとなるARROWS X LTE F-05D(数字の大きさすなわち機種数の多さ、というわけで)は、デュアルコアCPU、ハイビジョン解像度の画面、ワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信のガラケー3点セット、さらに防水…と、およそ考えられる最高レベルの装備で固めてきました。
しかし、見れば見るほど残念なのはそのデザイン。「どうもXperiaに似ている」と思ったのは、私だけではなかったようです。auのARROWS Z ISW11Fがデザインでも主張していたように感じるのと比べると、とにかく残念の一言です。
もう一つ目を引いたのは、最薄部6.9mmで「世界最薄スマートフォン」となりそうな、ARROWS μ F-07D。数字比べにはあまり意味がないと思っていますが、シンプルにカッコいいデザインだと思います。機能・性能面でも十分なものを持っているようです。
富士通・東芝やシャープ、パナソニックの端末が、カタログ画像が漏れ出てくるなどかなり全容が見えてきているのと比べると、不気味なほどに沈黙を守っているのがNECカシオ。初のXi対応端末として登場するMEDIAS LTE・N-04D(型番はどうやらこれで確定のようですね)についても、CEATEC JAPANでの展示で外観がわかっている程度で、様々なスペック情報が乱れ飛んでいます。
ひとつ明らかに疑っているのはワイヤレス充電への対応。側面に充電用の接点と思われる端子が付いているのに、ワイヤレス充電というのはちょっと考えにくいでしょう。もう一つ微妙だと思っているのが、4.3型のハイビジョン解像度で「スーパー有機EL」と言われている画面。このデバイスでは本家のサムスンのラインナップには、現在のところこのサイズの製品が存在しません。サイズと解像度が正しいのなら、方式は液晶だと思うんですよね。一方で、薄型化を実現するために、バックライトの不要な有機ELは有利なデバイスですし、ひょっとして?という可能性も捨てきれないんですが。
これらの点を抜きにしても、N-04DがF-05Dと同じように「全部入り」のハイエンド端末として登場することはほぼ間違いないでしょう。今のところは、私のスマートフォンへの機種変更先の第一候補です。まあ、蓋を開けてみないとわからないことも結構あって、それが選択に決定的な影響を与える可能性だってあるんですけどね。
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