私の新しい相棒となったスマートフォン、ARROWS X LTE F-05D。当然のことながら、どこに出掛けるときでも肌身離さず持ち歩いています。実は、「肌身離さず」というのは、このF-05Dにも先代のF-03B同様に歩数計が内蔵されていることが大きいんですよね。歩数を稼ぐため、それこそトイレにでも持っていきます。
しかし、バッテリーの消費の速さはやっぱり気になります。といっても、単に持ち歩いているだけならそうでもありませんが、操作を始めるとどんどん残量のパーセンテージが減っていきます。お伊勢参りのときは、残量が不安になって途中で充電することになりました。富士に出掛けたときは、あまり操作しなかったので充電はしないで済ませましたが、家に帰り着いたときには残量が10%台というかなり際どい状況に。残念ながら、安心して一日持ち歩ける状況とはほど遠い…といわざるを得ません。
まあ、これはある程度覚悟していたことですし、そのまま泣き寝入りするつもりもありません。満充電からのバッテリーライフを伸ばす取り組みもいろいろ考えているところですが、当面の問題としていつでも、どこでも充電できる環境を整えておくことは重要です。どんな高性能な電子機器でも、電池が切れてしまえば単なるお荷物ですからね。
いつでも、どこでも充電…という環境を実現するために最も役立つアイテムは、F-05Dを買ったときにキャンペーンでおまけにいただきました。ドコモ謹製の充電用バッテリー、ポケットチャージャー01。お伊勢参りのときに充電に使ったのもこれです。
本体に「Powered by eneloop」と書かれているように、パナソニック(旧サンヨー)のエネループブランドで展開されているリチウムイオン充電池・eneloop mobile boosterの同等品のようです。電池の一方の端にUSB A端子が、もう一方の端にMicroUSB B端子があり、USB A-MicroUSB Bのケーブルが1本付属しています。ケーブルをどちら側につなぐかで充放電が切り替わるようになっています。
とてもシンプルな仕様で良いと思うんですが、問題なのは充電する手段がUSBポート経由しかないこと。我が家の自作PCは、電源OFFのときでもUSBポートに電源が供給できる仕様になっているので、充電するためにパソコンの電源を入れる…という面倒な事態にはならないんですが、外出時にポケットチャージャーを充電したくなった場合を考えると、やっぱり困ります。
そこで、USB端子から電力を供給できる仕様のACアダプターを購入することにしました。結構いろいろな商品が販売されていて、中には激安のものもありますが、今回私が選んだのはホーリックのHSJ-099WHという製品。USBポートが2口装備されていて、電源供給が合計で2Aと大容量。しかも、同等の商品の中ではなかなかコンパクトに仕上がっているのがポイントです。
USBポートが2口あると、F-05D本体とポケットチャージャー01を同時に接続して充電できます。しかも、2Aの容量があれば、1.5Aで充電が可能なF-05Dを、単独ならフルスピードで、ポケットチャージャー01と同時でもそこそこのスピードで充電できるはずです。F-05Dに同梱されているACアダプタ・F05は、この1.5Aを供給できるわけですが、携帯電話の充電器としては大柄でケーブルも太く、携帯性では少々難があります。短いMicroUSBケーブルと組み合わせれば、HSJ-099WHの方がかなり小さくまとまりそうです。
HSJ-099WHはまだ手元に届いていませんが、到着したら改めてレポートしようと思っています。スペック的には期待十分。あとは実物がどんな感じなのか、ですね。
外出先でのUSBポートからの充電となれば、ノートパソコンに接続…というパターンも考えられます。しかし、スマートフォンでほぼパソコンと同等の作業がいろいろ行えるのに、あえてパソコンを持ち運ぶ意味があるのか、疑問を感じています。
1.2GHzデュアルコアのCPU、1GBのRAM、内蔵8GB+MicroSDHC32GBで計40GBのフラッシュメモリストレージ、1280×720ドットの液晶画面、そして内蔵された高速の通信機能…ほとんどの点で、F-05Dはレッツノート・CF-R4Gの能力を上回っています。しかも、これが100gそこそこの超軽量ボディに詰め込まれて、スペアバッテリーを持ち歩いたとしてもノートパソコンよりは遙かにコンパクトです。
物理的な画面サイズの大きさ、慣れ親しんだ入力インターフェース、上級機ならスマホを遙かに凌駕する演算性能など、ノートパソコンのアドバンテージも確かに存在するんですが、天秤にかけたときにどちらが勝るのか。理想は共存して使い分けることだとも思うんですが…まだ今後の方針を決めかねています。
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