数週間前から、左肩に妙な違和感があります。腕を水平よりも上に上げようとすると、痛みが走るんです。耐えがたい激痛と言うほどではありませんが、それ以上腕を上げるのは避けたいような、明らかに不快な感覚です。両腕を同じように上げようとしてみると、すんなり真上まで上がる右腕に対し、左腕の方が上がりきらないのに気付きます。
以前にも話題にしているとおり、私は昔から慢性的に重度の肩こり持ちなんですが、慣れ親しんだ(苦笑)あの感覚とは明らかに違います。肩こりというのは、肩や背中などの筋肉が不自然に緊張した状態を指すわけですが、今回の感覚は筋肉よりもむしろ骨に起因していそうな気がします。
肩こりを引き起こす長時間のパソコン利用の他に、こんな症状を引き起こすような出来事が何かあったか考えてみましたが、どうも思い当たる節はありません。理由が思い当たれば納得もできるわけですが、原因不明というのは何とも不気味です。
妻に肩の話をしてみたら、「それは四十肩(しじゅうかた)だね」という返事が戻ってきました。まさに先に私が触れたとおり、原因不明で肩に痛みが出たり、十分に動かせなくなったりすることをこう呼びます。ちなみに、五十肩という表現もありますが、四十肩と同じ症状を示す言葉で、年代による区別程度しか意味はないようです。
まだ40歳代にはなっていないのに四十肩?とも思ったわけですが、妻が言うには30代で発症すれば四十肩、40代で発症すれば五十肩と呼ぶのだとか。ただし、Web上の各種記述を当たってみると、このあたりにはどうも定まった定義はないようです。ちなみに、英語では年代は入れずに「frozen shoulder(凍った肩)」と表現されます。もちろん、四十肩でも五十肩でも同じです。
先に「原因不明」とはしましたが、四十肩は関節の老化に起因するもの…という考え方をされているようです。自分の身体の中に、明らかに老化と分類されるサインが出てきたと思うと、かなりのショックを受けています。もっとも、毎日相当な距離を歩いているはずなのに最近ちょっと太ってきたのも、代謝が鈍ってきたのが一因でしょうから、これも老化のシグナルのひとつだとは言えるんですが…。
四十肩は、人によっては肩がほとんど回せなくなって日常生活に支障を来すほどのひどい状況に至ることがあるそうです。そして、症状が治まるまでには年単位の長い時間がかかることもあるのだとか。そうならないように、しっかり肩をケアしなくてはならないと思うんですが、病院に行って「こりゃ四十肩ですな」と改めて言われるのも何だか恥ずかしい気がしますし…まだ病院にはかかっていません。
しかし、もしかするといわゆる四十肩ではなく、何かはっきりした原因があっての症状かも知れませんし、一応ちゃんと診てもらった方が良いのでしょうね。案外、「肩こりがひどくなっただけだよ」とか言われたりして。
身体の変調と言えば、昨年くらいから膝にも違和感があって、病院にかかったこともあります。一昨年の末には、ぎっくり腰でやはり病院のお世話になりました。これらは、毎日の通勤での歩行に加えて娘を抱っこして歩く機会が多く、足腰に負担をかけているのが原因になっているのではないかと思うので、四十肩とはちょっと事情が違うんですが、それでも身体に生じたガタのひとつではあるわけで、あまり良い気分はしません。
いろいろなガタを修正して、元気な身体で一生を送りたいですよね。久しく出掛けていない整体のお世話になるのも良いかも知れません。あとは、基礎体力を付けるために、やっぱりマラソンが良いのかも知れません。やりたいことはいろいろとあるわけですが、どうして何もできないのでしょうか。時間と、経済力と、何より心の余裕が足りない気がします。
コメントを残す