手書きの復権

スマートフォンに機種変更してから、1ヶ月少々が経ちました。最初は戸惑うことばかりだったんですが、それでもずいぶん慣れてきたと思います。まだまだ「使いこなす」というレベルには程遠いんですけどね。

スマートフォンになって、文字を入力する機会が増えました。Twitterやmixi、Facebookは、それぞれスマートフォン上でパソコンからとほぼ同様に使えるインターフェースを提供しています。公式のWebサイトやアプリの他にも、サードパーティー製のアプリが数多くあります。複数のSNSを統合的に扱えるように作られたものもあり、どれが良いのか、現在模索中です。また、Movable Typeにも、スマートフォン用の編集環境を追加するモジュールが提供されているため、SSK Worldの更新もある程度可能です。


F-05Dには、NX!inputという文字入力システムがプリインストールされています。これは、非純正の入力システムの中ではかな漢字変換能力に定評のあるATOKをベースに、カスタマイズが加えられたものです。

ケータイと同じようにテンキーを叩いて入力する方法、パソコンと同様のQWERTYキーボードから入力する方法、iPhoneが有名にしたフリック入力、ATOK for Android独自のフラワータッチ…と、実にいろいろな入力方法がサポートされています。どれもひととおり試してはみましたが、私にはどうもしっくり来ません。

ただし、唯一の例外だったのが、NX!input独自の拡張仕様である手書き入力。書きたいものを書くだけ…という、実にシンプルで直感的なインターフェースです。しかも、いかにもタッチパネルらしさを感じる方法でもあります。かなも漢字も、英数字や記号も、さらには絵文字までもがモード切り替えなしにどんどん入力されていくのは実に快感です。走り書きに近い筆遣いでも、ほぼ正確に認識してくれます。一度は誤認識された文字も、そのまま書き続けると文脈を解釈して訂正されることがあります。なかなか優秀です。

難点があるとすれば、わからない漢字は入力できないところですが、そこは一応漢検2級の私。常用漢字レベルはちゃんと使いこなしたいところです。走り書きでも認識されるとはいえ、ひと筆ずつのストロークはしっかり書かないとダメなようです。適当に誤魔化してグニャグニャ…と書いても大目には見てもらえません。

他の入力方法と同様に、予測変換も有効なので、慣れてくるとかなり高速な入力ができます。しかし、パソコンでのタッチタイプには全く及びませんね。今回の記事の本文テキストは、全て手書き入力で書きましたが、このくらいの分量になるとさすがに疲れてきます。Twitterの書き込み程度の短い文章なら、全く苦になりませんね。もう手書きばかりです。

昔はみんな文章は手で書いていたんですから、その頃に戻ってきただけなんですよね。何より、書くことがこんなに気持ちいいものだったのか!と、改めて実感しています。


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