家造りに向けての動きは、相変わらず手続き待ちの状態。しかし、それでも着実に進んではいます。先日は、手続きを進める中で不安に感じることがあって、BESS浜松のKさんにメールを書いて送ったら、何と夜も遅いのに送信した直後にKさんからお電話が。すぐに明快な回答がいただけて、すっきり寝ることが出来ました。ちょっとびっくり!ではありましたが、実は電話の予感はあったんですよね。Kさん、よくわかってるなぁ(笑)。
…と、それはともかく、私たちの家にはいろいろな夢や希望が盛り込まれているわけですが、中にはあきらめざるを得なかったものもあります。その中のひとつが太陽光発電。最初は、オール電化に太陽光発電を加えて、あわよくば光熱費ゼロ以下の住宅を…と夢見ていたわけですが、太陽光発電のシステムは、100万円~200万円級の高価なものです。ただでさえ資金計画がギリギリの中で、生活に必須のものでもありませんし、真っ先にあきらめる対象になりました。まあ、太陽光発電は後から追加することも出来ますからね。
その後も、毎月の電気代を払う分でローンを返していけば…などと思いながら、太陽光発電については情報収集を続けてきたんですが、先日とんでもないものを見つけてしまいました。太陽光発電のシステムが、何と実質たった8万円の支出で導入できてしまうらしいんです。
動画などのインターネット上のコンテンツやFX(店頭外国為替証拠金取引)などのサービスを提供しているDMM.comが、「DMMソーラー」なるものを始めるのだそうです。カタチのない情報で儲けているイメージのDMMからすると、とても想像が出来なかった事業展開です。
「8万円ソーラー」のからくりは、なかなか面白い仕組みになっています。ポイントは、発電した電力を、最初の10年間だけユーザー2:DMM8の割合で分配すること。DMMは8割分の電力を電力会社に売電することで、太陽光発電設置分のコストを回収していきます。ユーザーは2割分の電力を利用すれば電力会社から買う電気を減らすことが出来ますし、使い切れない分はDMMと同じように売電すれば収入になります。発電した電力の2割しか使えないのでは、普通に太陽光発電を導入したときのような「いきなり電気代マイナス」というようなことはまず起こらないのでしょうけど、少なくとも電気代で多少の得を取ることはできるはずです。もちろん、11年目になれば待望のソーラー生活を満喫できます。
もっとも、これは設置した太陽光発電が電力をしっかり生み出してくれることが前提。導入時には審査が行われ、発電量が十分に確保できないと判断された場合には、契約を断られるのだとか。何だか冷たい気もしますが、発電量が自らの収入に直結しますからDMMも本気です。逆に言えば、DMMに却下される程度の発電量しか得られないのなら、その家に太陽光発電を導入するべきなのか?という点から再考すべきかも知れません。
FAQでは「ソーラーパネルの所有権はお客様のものです」と明言されているので、もしDMMの経営が傾いたときでも(実はこれを結構心配しているんですが)太陽光発電システムが没収される…ということはなさそうです。8割分の電力は債権者に取られ続ける可能性がありますが、発電量でローンを支払っているようなものですし、仕方ないところでしょう。
そんなわけで、非常に気になるDMMソーラー。弟のささっちも申し込んでみたようですね。まだ家どころか土地の登記も終わっていない私では、さすがに申し込むのはちょっと気が引けます。時期が来たら動いてみましょうか。申し込み殺到で受付が終了しないことを祈りましょう。
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