先週末の「スーパームーン」はご覧になりましたか? 地球と月との距離が最も近づいたときにちょうど満月となったこの月は、普通よりも15%大きく、3割明るかったのだそうです。まあ、実際に見てみても、大きさはなかなか実感しにくいんですけどね。そもそも「普段の大きさ」自体、意外に覚えていないものですし。
月は、地球を回る楕円軌道を約30日かけて1周しています。一番近く、大きく見えた満月の2週間後には、一番遠くて小さい新月が見えることになります…いや、普段は見えないんですが、今回ははっきり影となって見えます。そう、それは5月21日。私の住んでいる浜松も含めて、日本各地で金環日食が見られる日です。太陽よりも月の見かけの直径が小さくなるからこそ発生する金環日食。スーパームーンはちょうどその裏側にある現象と言って良いでしょう。
既に日食メガネ付きのNewton臨時増刊号を買い込んで、当日は午前中休暇を宣言して、私自身は金環日食に向けて準備万端。あとは天気がどうなるかだけが心配ですね。さて、どうなることやら。
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