先日から話題にしている、ヤマハの「大人の音楽レッスン」ドラムコース。4月に無料体験レッスンに参加し、開講が決まるのを待ち、先日は申込書類を提出してきましたが、この週末からついにレッスンがスタートしました。
妻と娘は妻の実家で待っていてもらい、私は期待たっぷり、不安ちょっぴりで会場に向かいました。これからも、二人には私の趣味のためにちょっと迷惑をかけてしまうことになり申し訳ないんですが、せっかく習わせてもらえるんですから、思いっきり楽しみたいものです。
教えていただけるのは、体験レッスンのときと同じ先生。そして、私と一緒にレッスンを受ける生徒がもうひとりいます。定年退職後に、現役中の知識を生かして開業されているという男性の方でした。いわゆる団塊の世代の皆さんの間でも、楽器の演奏は第二の人生を楽しむための趣味として注目されているようですね。
生徒ふたりとも体験レッスンを受けているということで、最初は前回の復習から入りました。スティックは力を抜いて軽く持つのが基本…ということは理解しているつもりなんですが、最初はどうしても変な力が入ってしまいます。特に、16分音符が含まれる細かいパターンになると、力が抜けていなければまともに叩けません。
両手でのたたき方の基本は、基本になる拍が4分音符か、8分音符か、あるいは16分音符かにかかわらず「表拍を右手で、裏拍を左手で」。単に連打しているだけなら左右交互に叩くだけなんですが、ちょっとパターンが複雑になると、頭が混乱してきます。ギターなどでも同じなんですが、均等に拍子を刻んだ上で、音が要らないところは鳴らさない…という考え方なんですね。慣れてくれば、この方が安定してリズムをキープできるはずです。
両手のさばき方に慣れた後は、いよいよ右手、左手、右足を別々に動かして8ビートのリズムを刻む練習です。私は、足でも鍵盤を弾いていた経験がありますから、要領さえつかめれば何とかなる…と思っていました。先生の指示通りに、ひとつずつパートを重ねていくと、びっくりするくらいすんなりと、3つのパートを重ねて演奏することが出来ました。
しかし、私のクラスメイトはちょっと苦労していました。2つのパートを合わせるところは何とかなるんですが、3つ合わせるとバラバラになってしまったり、3つのうち2つが同じになってしまったりします。それでも、何度も繰り返すうちに、少しずつ要領がつかめてきたようです。「来週までに家で練習してきます」と、意欲満々でした。もっとも、家にドラムセットがあるわけではないので、両手・両足を動かしてパターンを身体に覚え込ませる…ということなんですけどね。
最後は、ふたりが交互に4小節ずつの練習パターンを叩きながらこの日のおさらいをして終了。相手の演奏を聴きながら自分も叩いていく…というのは楽しいですね。お互いにだんだん巧くなっていく様子がわかります。次回以降のレッスンがとても楽しみになりました。
来週までの宿題のひとつとして、次回からの練習に使う自分用のドラムスティックを買いに出掛けました。店に行ってみると、思っていた以上に数多くの種類のスティックが並んでいます。「AKB48使用モデル」と書かれた、メタリック調に彩られたものまでありました。そういえば、彼女たちにもバンド演奏している曲がありましたね。TOKIOだって関ジャニ∞だって、バンド楽器の演奏は全くの初心者からだったはずです。私も練習すればちゃんと出来るようになる…のでしょうか。
ちなみに、初心者向けのスティックのポイントのひとつは、ヘッドが球形のもの。ヘッドには円錐形のものもありますが、これは叩く角度によって音色が大きく変わってしまうので、初めてのスティックとしてはおすすめできないのだとか。後は、あまり太い(=重い)ものも、腱鞘炎を起こしてしまうかも知れないので最初はやめておきましょう。
全くの最初ですし、先生から教えていただいた銘柄のものを探して買いました。2本ひと組で1,365円。楽器屋で買う道具の買い物としては、そんなに高い部類ではありません。これさえあれば、どこででもエアドラムで練習が出来ます。レッスンでの巧く叩けたイメージを、明確に覚え込ませておきたいところです。
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