先日、新聞を読んでいたら、気になる記事が目に留まりました。復興支援・住宅エコポイントの予約申し込み受付が、当初の予定をかなり前倒しして、7月中旬から下旬にも終了する見込みとなっているのだそうです。
エコポイントについては、以前に家電エコポイントをいただいたこともありますが、国の予算を使った事業ですから、予算を使い切れば終了となります。せっかくいただけるものならいただきたいのが私たち庶民の心理。駆け込み需要が発生しますから、往々にしてこういう事態になります。
復興支援・住宅エコポイントでは、平成24年10月31日までに着工する、所定の省エネ基準に合致する住宅の新築に対して、150,000円分のポイントが付与されます。ポイントの1/2以上を、東日本大震災の被災地に寄付したり、被災地の特産品を購入したりするために使うことが決められていて、これが「復興支援」と銘打たれた所以です。私たちが建てる家も、ポイントを受ける要件は満たすことが出来ます。
ポイントの付与を受けるためには、まず予約申し込みをしなくてはなりません。予約申込書には、エコポイントの対象になることを証明する書類を添付して提出する必要があります。私たちの建てる家の場合、浜松市が発行する「長期優良住宅建築等計画認定通知書」というのがこれに該当するんですが、これを認定してもらうためには、建築確認申請を提出できる段階であることが必要で、そのためには農地転用や市街地縁辺集落制度の許可が下りている必要があります。つまり、今はまだ動きたくても動けないんです。
BESS浜松では、来週頭に農地転用等の許可が下り次第、これらの申請手続に進めるように準備をしていただいているところです。しかし、浜松市のWebサイトによると、長期優良住宅を認定してもらうには2週間ほどかかるのだそうで、エコポイントの申請に間に合うかどうか、ギリギリのタイミングになりそうです。
後は祈るのみ、ということになりますが、エコポイントの終了が発表されると、さらに駆け込みの申し込みが殺到して予算を使い切ってしまうかも知れませんし、一方で住宅の新築やリフォームは家電のように簡単に駆け込める話ではありませんし…何とも予測が付きません。しばらくは、やきもきする日々が続きそうです。
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