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最近、とても気になっているテレビCMがあります。あの懐かしいメロディーに乗せて、あのリチャード・ギアが寅さんならぬTORAさんを演じている、「ムッシュはつらいよ」シリーズです。
そのムッシュ・TORAが飲んでいるのがオランジーナ(ORANGINA)。何でも、フランスではコカ・コーラよりも人気がある、定番の清涼飲料水だそうです。テレビCMの展開に合わせて、店頭や自動販売機でもよく見かけるようになりました。

ずっと気にはなっていたんですが、最近になってようやく飲む機会がありました。名前どおりのオレンジの味が、思いの外しっかりと伝わってくる微炭酸の飲みものです。同じオレンジ風味の炭酸飲料であるファンタオレンジよりも甘さは抑えめ、そして酸味は少々強めです。
成分表示を見てみると、オランジーナには果汁が12％も含まれている上に、果肉成分まで含まれているのだそうです。これを味わってもらうためか、炭酸飲料なのにも関わらず、オランジーナでは飲む前に缶やペットボトルを軽く振るように指示されています。
ファンタオレンジはオレンジ風味とはいえ実際には無果汁。オランジーナと並べて比較するべきなのは、むしろ私の大好きなオレンジジュースであるなっちゃんかも知れません。相手がなっちゃんなら、オランジーナも同じように果汁の雰囲気を生かした飲みもので、ちょっと炭酸を加えてあるのだと説明できます。
缶は280ml、ペットボトルは420mlといずれも一般的なサイズより一回り小さく、容量あたり単価が少々高いのが難点ではありますが、最近私はすっかり気に入ってしまいました。飲み続けたからといって、渋～いムッシュになれるとはもちろん思っていませんけどね。