7月20日から、日本プロ野球のオールスターゲームが始まります。セ・パ両リーグの精鋭たちがそろい踏みして戦う、プロ野球界の夏祭り。もっとも、今年はその直後に始まるロンドンオリンピックへの注目度の方がずっと高くなりそうですね。オリンピックの競技種目から野球が外されてしまったのは、やっぱり残念です。
既に、ファン投票と選手間投票により選ばれた出場選手が発表されています。あとは、これに監督推薦の選手が加わって出場選手が決まるわけです。
投票結果を見ていてどうにも納得いかないのが、セ・リーグのファン投票結果。我らが中日ドラゴンズの選手だけが、ひとりも選ばれていないんです。
もっとも、選ばれた顔ぶれそのものを冷静に見てみれば、5球団から人気のある選手が順当に選ばれているわけで、ここにドラゴンズの選手が割って入れるかどうか考えると、確かに厳しいのかも知れません。持っている実力はともかく、今ひとつ存在感が薄い選手が多いチームカラーは昔からの伝統かも知れません。監督も、あまりにも強烈な個性を放っていた落合博満氏からの交代だと、いくら実績のある高木守道氏でも地味に見えてしまいます。
そう考えてみると、これだけ地味で存在感の薄いチームが、リーグの優勝争いをしているのは実に不思議。これってスゴいことなのかも知れません。
コメントを残す