7月になりました。2012年もこれで半分が過ぎ、ちょうど折り返し地点。これから後半戦のスタートです。…と言ってみたものの、実はこれまでそんな実感を持ったことはほとんどありませんでした。それが、今年は6月も下旬に入ると、テレビやネットなどで「今年もこれで半分過ぎました」と言うのが妙に気になっている自分に気がついたんです。例年と比べると、いろんな場所で「半年の区切り」が頻繁に語られているような気がします。まあ、これまでも「上半期ベストテン」みたいな企画は目にしていた覚えがありますけどね。
妻にその話をしてみたら、「あなた自身がそう思っているからじゃないの?」と返ってきました。確かに、今年になって突然そんな論調が巷を賑わしたとも考えにくいですし、何かが変わったとすれば自分自身の方…ということになるのでしょう。
どうして半年間で区切りたくなるのか?…これはもう、この半年間に大量のエネルギーを投入してきたからに他ならないでしょう。その最大の対象と言えば、もちろんマイホームということになります。4月に異動があって、仕事内容がガラリと変わったことも影響しているかも知れませんが、この一世一代の大事業と比べれば、たかが知れた話でしょう。
昨年末に土地の契約を済ませてから、まずは我が家の仕様を決めるための打ち合わせが続きました。イメージを掴むために、富士市の展示場や、さらには東京にまで足を運び、この時期はとにかく積極的に動き回ったな…と感じています。2月末に建物の契約を済ませてからは、いろいろな手続を待っている状態でしたが、待っているだけでもそれなりに緊張感はあるものです。どこかでスケジュールが狂ってくれば、全て完成までの日程に響いてきます。
幸い、ここまでは順調に話が進み、先月の打ち合わせで話があった土地の決済も、地鎮祭も日程が決まりました。地鎮祭が済めば、いよいよ着工です。今月中には、私も現場レポートが始められそうです。
これから半年の間に、草ボウボウだったまっさらな土地が造成され、家が建つ…という劇的な過程に立ち会うことになります。建築の作業自体は現場の皆さんにお任せ…ということにはなりますが、まだまだ私たち自身が動かなくてはならない部分もたくさん残っていますし、前半戦以上にエネルギーをつぎ込むことになりそうです。体調管理にも気をつけて、心して臨みましょう。
一方、現在の家を引っ越しに向けて片付けていかなくてはならないんですが、遅々として進まないものの、それでもアクションは起こしています。昨日は、久しぶりに用事がない土曜日だったので片付けをしました。娘の相手をするのを妻と交代しながら、断捨離の要領で短く時間を区切って取り組みました。まあまあ進んだかな?というところです。
その後は、リサイクルショップに出掛けました。私が結婚する前からもう10年ほど使っている、真っ赤なソファーベッドを売りに出すのが最大の目的。他にも小物をいくつか持っていきました。ソファーベッドは結構気に入っていて、これまでにも来客を泊めたり、病気の家族を隔離するのに使ったり…と活躍してくれましたが、新しい家に居場所が見当たらなかったんです。かなり古くて汚れや傷もあったので査定額は500円でしたが、買ってもらえるだけでもありがたいことです。お疲れさまでした!と言ってあげたいですね。
家の片付けは、これからの後半戦が本番。新しい家には持っていかないものは何だろう?…と考えると、まだまだ大胆に処分していく必要があります。たくさんの方々の共同作業の上に成り立っている家造り(ひとりひとりが役割を果たすことが大事ではありますが)とは違い、片付けの方は私たち家族自身が動かなくては進みません。ともかく、頑張りましょう。
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