本日、パナソニックから新しいレッツノート・CF-AX2が発表されました。11.6型ワイドの液晶画面を持ち、光ドライブは装備されません。ラインナップとしては、一番小さかったCF-Jxシリーズの後継という位置づけでしょうか。超低電圧版の第3世代Intel Core iシリーズCPUを採用し、折りたたんだときの厚みは18mm。私がずっと待ち望んだ、レッツノートとしては初めてのUltrabook(うるとらぶっく)ということになります。
10月下旬から発売になるCF-AX2は、当然のことながらMicrosoft社の最新OS・Windows 8を搭載して登場。Windows 8の新しいユーザーインターフェースを十分に生かすため、液晶画面はマルチタッチ対応のタッチパネルとなっています。
…と、ここまでのところは私でも容易に想像できる展開だったんですが、それだけでは終わらないのがレッツノート。このCF-AX2、液晶画面を開いていくとぐるりと360度回って、裏側にぴったり張り付くところまで開きます。この形態にすると、いわゆるタブレットそのもの。従来のノートパソコンとしても、タブレットとしても使える「ハイブリッド・モバイル」を名乗っています。
従来からタブレットと兼用で使えるノートパソコン自体はいろいろとありましたし、パナソニック自身もCF-Cxシリーズを作っていましたが、変形する構造が結構複雑な印象がありました。一方、CF-AX2のアプローチは実にシンプル。タブレット形態になるとキーボードやタッチパッドが露出することになりますが、この形態になると自動的にロックがかかるようです。
CF-AX2を見てしまうと、ここまで国内外の各社から登場したUltrabookは全て「その他大勢」に見えてきます。やりやがったな、パナソニック(笑)。
こんな意表を突くギミックを仕込まれても、レッツノートのアイデンティティは揺らいでいません。ハードな落下試験や耐荷重試験に耐えるタフな筐体は健在です。既に、松田翔太が出演する気合いの入ったCMムービーが公開されていますが、CM中で彼がレッツノートを取り落とすシーンは、実際に本物のCF-AX2を落としちゃってるのだとか。もちろん、落とした後でもちゃんと動作したそうです。
CF-R4Gが故障してしまってから、次々に登場する新製品を横目に見ながらもノートパソコンは買い替えなかった私ですが、ずいぶん久々に物欲が刺激されまくっています。シンプルにモノとして魅力的ですね。
Ultrabookということもあり、おそらく10万円台半ばからのレッツノートとしては安めの価格設定で登場します。マイホーム建設中でお金はいくらあっても足りない状況なんですが、何とかならないものか…オータムジャンボ宝くじでも買ってこようかしら。枚数限定ですから、早く行かないと売り切れちゃいますね(苦笑)。
コメントを残す