以前からお知らせしていたとおり、今日はマイホームの建築現場にログ壁の部材が届く日です。平日ということで、仕事の方は休みをいただいて、娘を幼稚園の通園バスに送り出してから、妻とふたりで現場に向かいました。
昨夜も雨が降っていたこともあり、天気がどうなるか心配していましたが、今朝も真っ黒な雲が立ちこめて、今にも雨が降り出しそうな状況。日頃の行いが悪かったのかなぁ…などと思いつつ、車を走らせました。
現場には朝9時半過ぎに到着しました。現場では、大型トラックに乗った資材の荷下ろし中。何台ものトラックが、現場付近の道路に停められていました。ログ壁以外の構造材や内装材、屋根や天窓の部材など、ほとんどのものが運び込まれたようです。クレーン車を使っての作業でしたが、道路と敷地の間に架設されている電話線が邪魔になって、作業は思うように進んでいないようでした。
現場には、総勢9名の職人の皆さんが集結。そして、BESS浜松のKさんも現場に来てくださっていた…んですが、何故かKさんは現場の交通整理中。確かに片側交互通行状態の道路では必要な仕事なんですが、何だか気の毒でした。
私たちが到着すると、降り始めていた雨がさらに強くなりました。いくら雨男・雨女の夫婦でも、それはあまりにもひどすぎます(涙)。幼稚園に送られて仲間はずれにされた娘が、怒りの雨を降らせたのかも?なんて話もしました。彼女は基本的に晴れ女なんですが、ときどき嵐を呼び起こします。
残念ながら、現場監督のOさんはこの日はご都合があって不在。それでも、BESSのログハウスを数多く手がけてきた精鋭の職人の皆さんの手によって、荷下ろしと並行してログ壁の組上げは手際よく進められていきます。
幸い雨も程なくして上がり、作業は順調に進みました。カナダの工場で設計図通りに正確に刻まれたログ材を、プラモデルのように指定された場所に組み付けていく作業。場所と手順さえ間違えなければ、結構早く進むものなのかも知れません。
私たちは昼前にいったん現場を後にして、諸々の用事を済ませ、妻の実家でお義父さんを拾い、娘を迎えに行ってから、午後3時過ぎに再び現場に戻りました。現場は午後の休憩中。ログ壁は、全部で15段あるうちの13段目まで積み上がっていました。
あまりの進行の速さに驚いている私たちに、「中に入っていいよ」と嬉しいお許しが。お言葉に甘えて、家の中に入ってみました。まだ部屋を仕切る壁は全くないので、実に広大な空間です。窓の位置には既に開口部が出来ているので、各部屋から外を見たときの景色のイメージもだいたいつかめます。
ログ壁の中には、穴が開けられてそこに電気コードが通されている場所が何カ所かあります。半年以上前に打ち合わせてあった電気配線のとおりにログ材がくり抜かれ、そこに丁寧に1段ずつコードを通しながら組み上げられていったものです。確かに、これでは後から追加工事なんてするのは至難の業です。
休憩後も、ログ材の組み上げは続きます。かなり高い場所での作業になってきているので、足場を器用に乗り移りながら、作業が進められていきます。
午後4時半頃には、15段全てのログ壁の組上げが完了しました。あっという間に積み上がるとは聞いていましたが、それでも本当に1日で完成してしまうとは…びっくりしました。
来週末・15日に決まった上棟式まで約2週間。この調子で進んだら、あっという間に出来上がってしまうのでは?と思ってしまいますが、実際にはここから先、2階のとんがり屋根を乗せるのは結構面倒な作業です。ログ壁のように、積み上げるだけでほぼ完成(ボルトなどで固定はしていくんですが)…というわけにはいきません。雨に降られたり、台風に襲われたり…何が起こるかわかりません。ともかく、現場の皆さんにお任せして、好天を祈りつつその日を待ちましょう。
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