いよいよ明日発売となるMicrosoft社の新しいOS・Windows 8。秋葉原などでは、あと数時間もすると深夜販売がスタートということで、今頃は前夜祭で盛り上がっているのでしょうか。
今日は仕事で帰りがちょっと遅くなってしまいましたが、Windows 8に実際に触れてみたかったので、浜松駅で乗り換え待ちの時間がちょっと長くなったこともあり、浜松駅高架下のビックカメラに足を運んでみました。先週覗いてみたときにはまだ全然Windows 8の展示はなかったんですが、さすがに前日ともなると、ちゃんと各社の主力マシンが並んでいました。
レッツノート初のUltrabookである野心作・CF-AX2も店頭に展示されていました。十分なパフォーマンスを発揮する第3世代Core iシリーズCPU環境でWindows 8の動作が快適なのは今さら試すまでもないわけで、一番気になるのはその特徴的なタブレットへの変形メカニズム。しかし、こともあろうに、展示品には天板のヒンジ近くの位置に防犯用のセンサーがぺたりと貼り付けてあり、タブレット形態に変形させることが不可能な状態でした。
私にはバッテリー(ダミーでも構わないのに)が取り付けられていなかったことも大いに不満でしたが、これはそれ以前の問題。CF-AX2の最大の飛び道具を、完全に封印しています。同様にパソコン形態とタブレット形態の間で変形するUltrabookのVAIO Duo 11やDynaBook R822は、ちゃんと変形できる状態で展示されていたのに、これはあまりにかわいそうな仕打ち。この店の店員の商品知識のレベルを疑われかねない、非常に残念な展示方法です。
ちなみに、VAIO Duo 11の変形メカの動きは実にスムーズ。幸か不幸か内蔵式でバッテリーが取り外せないため、重さもしっかりと評価できましたが、ノートPCとしてならともかく、タブレットとして持ち歩くには相当の腕力と忍耐力が必要です。より大きく重いDynaBook R822は、私にとっては問題外。両者とも変形機構の面白さは買いたいんですが、重量に響いてしまったのでしょうか。
肝心のWindows 8の操作感なんですが、あまりに時間が足りなくて、正直なところよくわかりませんでした。そもそも、タッチパネルのない従来のパソコンではスタート画面からどう動かしたら良いものやら、皆目見当が付きません。これまでのデスクトップの流儀が全く通用しない世界です。
もっとも、デスクトップ自体は従来との互換のためにちゃんとまるまる残っていますから、タブレット志向のModern UIが新たに加わっただけ…という見方も出来ますし、従来のスタートメニューが画面全体に広がっただけじゃないか!と言えないこともありません(かなり無理はありますが)。パソコン整備士たるもの、最新の環境にはちゃんと対応していかなくてはなりませんし、何らかの方法で我が家にも導入しようとは思っています。特に、デスクトップ機で使い物になるのかどうかが気になるところです。
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