先週末で外観の方はほぼ出来上がった感もあるマイホームの新築工事。今週も作業は着々と進められています。水曜日・17日には、現場監督のOさんからお電話をいただきました。この日で母屋を取り囲んでいた足場が取り外されたとのことでした。次は、ついに離れの建築が始まるとのこと。妻がずっと楽しみにしていた野望の舞台が、ついに姿を現し始めます。
土曜日・20日の午後に、現場でOさんと打ち合わせする約束をしました。これまでに電話で伝えてあることをいろいろと現場で確認しなくてはなりませんし、これから建築に入る離れについても内容の確認が必要です。そろそろ、私たちが持ち込む予定の機材などの日程も詰めていきたいところですし、そもそも年内でちゃんと完成して入居できるのか?といったところも気になります。引っ越しに絡んで、いろいろ手配も必要ですしね。
木曜日・18日には、妻が現場を見に行きました。母屋の足場はすっかり取り払われ、8月にコンクリートを打ってからずっとそのままになっていた離れの基礎の周りに、足場がぐるりと設置されていました。母屋の内装の方も、階段やロフトに手摺りが取り付けられていたりして、ずいぶん作業が進んでいます。土曜日の現場行きが楽しみになってきました。金曜日の仕事に全然身が入らなかったのはナイショです(笑)…もちろん、仕事は仕事、それでもちゃんとこなしたつもりではありますが。
20日の午後に、ちょっと熱を出してしまった娘は妻の実家に預けて、妻とふたりで現場に向かいました。足場が母屋から外されて、離れの方に組み上げられているのは聞いていたとおり。そして、足場の中では早くも離れの骨組みがすっかり組み上がっていました。
この骨組み、昨日までは基礎だけだったところに、この日一日で組み上げてしまったのだとか。小さな離れだとはいえ、あまりの速さにびっくりしてしまいました。さすがに母屋のときのような上棟式は行いませんが、この日は帰宅してから上棟記念の乾杯!をしました。
組み上がってみて感じるのが、建物が思っていた以上に高いこと。確かに図面の通りに出来上がっているんですが、中で働いている職人の皆さんと比べると、その高さがよくわかります。屋根とは別の天井板を張る構造にはしていないので、妻の作業場になる北側の端では、天井までの高さは4m以上に。頭上の広大な空間は、棚を付けるなどして収納にも活用できそうです。
母屋の内装の方も、着々と進んでいます。2階の方は、階段やロフトの手摺り、さらには部屋や物入れの扉も取り付けられて、木工事としてはほぼ完成に近い状態。この後は塗装、電気工事…と作業が進んでいきます。
2階のロフトには、間取りの計画段階から、作りつけの大きな本棚を設置したい!という構想がありました。現場が進んできた段階で話を…ということだったので、ここでOさんに見積をお願いしました。ほぼ壁いっぱいになる大きな本棚と、みんなで並んで座り、パソコンや読書に使う長い机を作り付けてもらうつもりです。見積金額次第では規模を縮小したり、出来合いのものを置いたり、あるいはDIYに挑戦したりするかも知れませんけどね。
1階の方はまだまだパネル張りされていない壁があり、完成にはほど遠い状況ですが、それでも目に見えて進んでいる部分はあります。玄関には、大きな作りつけの収納が出来上がっていました。そして、リビング・ダイニング方向への目隠しになるついたても作られています。
このついたては、最初は1枚の板状に立てることになっていましたが、Oさんから提案をいただいて、手前側を30cmほど直角に折り曲げて伸ばしてあります。この方がしっかり立ちますから、もたれかかったりするときに安心感があります。このあたりは、図面を見ているだけではなかなかわからない現場の感覚ですね。
浴室には、バスタブと洗い場のユニットが取り付けられました。完成すると、現在の借家の1.5倍ほどある広い浴室になります。この辺りは広い空間になっていたんですが、脱衣所やトイレとの位置関係が一気に掴みやすくなりました。
ちなみに、これは下半分だけがユニット化されている「ハーフユニットバス」と呼ばれるもので、上半分には他の部屋と同じように板壁のパネルを張った上で、防水性のある屋外用の塗料を塗ることになります。せっかくの木の家ですから、風呂場をプラスチックで囲まれたフルユニットバスにしたくはなかったんです。手入れは少々面倒になるかも知れませんが、そこも含めて暮らしを楽しみましょう。
Oさんとはここまで電話やメールを通していろいろと打ち合わせをしてきましたが、現場でご一緒するのは上棟式のとき以来。これまでにやりとりした話について、現物を見ながら確認していきました。先ほどのついたての話や、例のダウンライトの件の他にも、図面通りでは現場の実情に合わない部分がいろいろ出てきていました。一生で最大であろう買い物で、妥協はしたくありません。要望はしっかり伝えて、修正していただいたり、方法を検討していただいたり…というお願いをしました。
また、図面だけでははっきりと記載されていない部分もいくつかあります。特に離れについては、まだそうした部分が結構ありましたから、この日は「要確認事項の確認」ということになりました。作りつけ家具の寸法など、離れについては基本的にショップオーナーである妻に原案の図面を引いてもらうつもりです。何より彼女に使いやすく出来上がるのが一番ですからね。
今後の日程についても確認してきました。工事が12月にずれ込む可能性は高そうですが、それでも年内に引っ越しできる時期には完成…ということになりそうです。しかし、一つ問題なのが、下水道がまだ引き込めていないこと。道路地下の下水道の延長を行うことになっている浜松市から、この時期になってもまだ何の連絡もないのだそうです。実際に、現場前の道路にはまだ工事が始まりそうな気配すらありません。Oさんの方では土地内の工事は済ませてあり、あとは接続するだけ…となっているのだとか。
せっかく家は完成しているのに、下水道につながっていないばかりに入居できない…というのでは、泣くに泣けませんよね。これについては、いろいろな可能性を考慮しながら対応を決めていかなくてはなりません。もしかすると、これが以前から懸念していたとおりに最後の難題になるかも。
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