先日の台風に伴い、我が家ではひと晩の間停電となりました。6月にも台風のせいで停電になってしまい、このときには翌日の昼前まで回復しなかったんですが、今回は翌朝6時過ぎに電気の供給が回復して、朝ご飯は何とか普通に食べられました。
しかし、ここでひとつ大問題が発生。無線LANルーターが正常に再起動しなかったんです。POWERランプ以外のLEDは全く反応せず、Webブラウザでの設定画面を開くことが出来ないどころか、ペン先などで押すリセットスイッチにすら反応しなくなってしまいました。電源ケーブルを抜いて再び電源を投入しても、状況は変化なし。これでは手の打ちようがありません。
無線LANが使えないと、妻のノートパソコンはインターネットが使えなくなってしまいます。とりあえず、余ったLANケーブルを探してきて接続し、当座は有線LANで使えるようにしましたが、このままではやっぱり不便です。無線LAN環境を復活させるべく、対策を練りました。
壊れてしまった無線LANルーターを修理に出すのが一番素直な方法なんですが、数千円の費用がかかることが見込まれます。それなら、新品に買い替えても値段はそう変わりません。早速ネットサーフィンで各社の製品を検討してみましたが、無線LANルーターとセット購入したイーサネットコンバーターの方はまだ生きていますし、これと組み合わせるのなら同じNECの製品で後継モデルを導入するのがベストではないかな?と思いました。
というわけで、今回はAterm WR8750Nを選んでみました。それまで使っていたWR8700Nから、型番の数字が50増えただけ。IEEE802.11n/a/b/g対応で、5GHz帯と2.4GHz帯が同時に使えて、有線LANポートは全て1000BASE-T仕様…という製品のスペックシートはほぼ同じです。USBポートにストレージデバイスを接続してメディアサーバー化できるなど、多彩に活用できる機能もほぼ同じものが用意されています。
もちろん、変わったところもあります。並べてみると、WR8700N(左)よりも一回り小さくなったのがよくわかります。実は、ACアダプターの大きさは全く同じなんですが、出力はより小さなものが添付されています。省電力になっているからこそ、小型化できたのでしょうね。
この両製品に限らず、NECの無線LAN製品は、アンテナをすっきりと筐体内に内蔵したデザインが好印象です。にょきにょきと伸びたアンテナが強烈に自己主張している他社の製品とは、一線を画しています。これでも電波の「飛び」や接続の安定感では他社製品に負けません。それならシンプルな方がカッコいい…と思うのは、単に私の好みなんでしょうけどね。
妻のパソコンとの接続設定は、WR8700Nのときにも使った「らくらく無線スタートEX」ユーティリティで一発。快調につながっています。スマートフォンとの接続には、画面にQRコードを表示させて、これを内蔵カメラで撮影するだけで設定が完了する…というアプリも用意されています。どんどんお手軽になっていますね。ありがたいことです。
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