先日、こんなアイテムを購入しました。ソニーの非接触ICカードリーダー/ライター、PaSoRi(ぱそり) RC-S380です。これは、その名の通り、巷に出回っている非接触ICカードのデータを読み書きできる周辺機器。日本国内では普及が進んでいるFeliCa(ふぇりか)の他、国際標準として今後普及が進むであろうNFCにも対応しています。
一時期は、VAIOノートがパームレスト部にFeliCaポートを標準装備していたこともありましたが、最近ではすっかり見かけなくなりました。RC-S380はUSBで汎用的に接続できるデバイスで、VAIOだけでなくほとんどのパソコンに接続して使うことが出来ます。私の自作タワーも例外ではなく、Windows 8用のソフトウェアをダウンロードする必要はありましたが、セットアップ自体は問題なく行えました。
早速試してみよう…と思い、財布の中を調べてみると、意外にいろいろなカードがあるものです。東京に出掛けたときに作ったSuica、一時期通勤定期に使っていたTOICA、イオン銀行のキャッシュカードなどに組み込まれたWAON。ビッグエコーのカラオケ会員証にはEdyが組み込まれています。
RC-S380にタッチすると自動でそれぞれの対応アプリが起動し、電子マネーの現在のチャージ額や、Suicaなどでは交通機関の利用記録を画面上で確認できます。地元・遠州鉄道のICカード乗車券・ナイスパスは、対応ソフトが存在しないので中身は見られないものの、一応FeliCaカードとして認識されています。
そして、もちろんAQUOS PHONE ZETA SH-02Eも読み書きできるデバイスのひとつ。もっとも、SH-02Eの場合は、直接画面上で内部データを確認したり書き換えたりできますから、FeliCaの読み書きにはあまり意味がなく、むしろこれをキーにしてパソコンのロックを解除したり、NFCでデータを転送したり…という用途が考えられますね。
RC-S380を購入したのは、単に電子マネーの中身を確認したかったからではありません。もっと明確な目的があって購入したものなんですが、それについてはまた改めて話題にしたいと思います。何しろこの時期ですから、皆さんももうお察しのことかとは思いますけどね(笑)。
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