薪ストーブを使い始めてからそろそろ1ヶ月半。相変わらず点火には苦労しながらも、何とか暖は取っています。というよりも、ログハウスの強力な断熱性能・保温性能のおかげで、朝に猛烈に室内が冷え込まないので、薪ストーブが今ひとつ使いこなせていなくても何とかなっている…という話もありますが。
薪ストーブをしばらく使っていると気になるのが、前面の扉に付いているガラス窓に、真っ黒なすすがこびりついてくること。最初は完全に透明だったはずなんですが、2週間も使うとこんな状態になってしまいます…まあ、これは私の燃やし方が下手だからなのでしょうけどね。
薪ストーブは、暖房性能はもちろんのこと、燃えさかる火を見ながらまったりとしたひと時が過ごせるのが最大の魅力のひとつだと思っています。ガラスが真っ黒の状態では、炎もずいぶん暗く見えてしまい、これでは面白くありません。
この真っ黒なすすは、普通のガラス用洗剤やクレンザーではとても落としきれません。薪ストーブメーカーなどから、専用のガラスクリーナーが販売されていますが、これがまた結構高価な商品で、ポンと買うには少々度胸が要ります。
しかし、そんなものを買わずとも、ちゃんと代わりに使えるモノを、薪ストーブユーザーなら誰でも既に持っているはずです。実は、それはストーブの庫内に溜まっている白い灰。
濡らした雑巾に灰をたっぷりと付けて、
真っ黒になったガラス面を擦ってやると、面白いように表面が削り取られていき、
元通りの透明なガラス窓になります。十分なクリーニング性能はもちろん、何より嬉しいのは、本来は捨ててしまう灰を利用できて、全く追加費用がかからないこと。理想的な廃物利用ですね。本来はこうあるべきのエコライフです。
ちなみにこの方法、別に私が編み出したわけではなく、BESS浜松のKさんから伝授していただいたもの。できるだけ月々の出費は抑えたい我が家にとっては、実にありがたい裏技です。
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