花壇を作ります(1)

庭の囲いが出来上がったので、この週末から早速次の作業に取りかかりました。先日もちょっとご紹介しましたが、デッキの上り階段すぐ脇に、花壇を作ります。

レンガを並べて縁取られた中に花を植える…という、見た目は非常にシンプルな花壇を作る予定なんですが、実は作業の方は全然シンプルではありません。元は畑だった土地だとは言え、住宅建築のためにすっかり締め固められ、地面はとても植物の植え込みなんて出来る状態ではありません。まずは地面を掘り返し、その後は土質を改良したり、場合によっては土そのものを総入れ替えしたりする作業が必要になります。

花壇のために穴を掘りましたというわけで、ホームセンターからシャベルを買ってきて、地面を掘り始めました。妻からは、「畳1畳分くらいの面積で、深さは20cmくらい」とオーダーをもらったんですが、口で言うのは簡単でも、実際にやってみると実に大変な作業です。土曜日と日曜日にかけて、合計5時間ほどかけて何とか掘り進めました。


基礎が見えます「畳1畳分」はだいたい180cm×90cmということになるわけですが、掘っていくとデッキ側にはコンクリートの柱の下にベタ基礎があるので、そこから奥には掘り込めないことが判明。そして、

こちらには塩ビ管が庭先の側に広げていくと、深さ10cmくらいのところで、東西方向に塩ビ管が走っているのにぶつかります。雨樋から雨水を集めて、側溝に流すための配管です。こんなに浅いところを走っているとは思っていなかったんですが、側溝自体がそれほど深いものではないので、配管が浅いのも当たり前なんですよね。

両側から障害物に挟まれて、花壇の奥行きは強制的に80cmということに決まりました。まっすぐに掘り進めた上に、境界線の直角をあまり気にせずに済んだのはありがたかったですね。


土の中からは大量の石が掘り返した穴の隣には、大きな土の山が出来ました。元は畑だったこともあってか、土の素性自体はそれほど悪くないんですが、ちょっと見てもわかるほど、大量の石が混入しています。ふるいをかければ使えるかも知れませんが、この分量ではらちが明かないので、新しい土を入れよう…という話になっています。

もっとも、掘り返した穴の容積は約280リットル。いつも妻が買ってきている「ガーデニング用の土」14リットル入りだと、実に20袋にもなります。プランター植えと比べると、やっぱり必要な土の量はハンパありません。

新しい土を入れるとなると、掘り返した土はどこかに移動する必要が出てきます。こんなに大量の土を運ぶには、何か道具が必要です。運搬用の手押しの一輪車があると嬉しいところですが…次から次にいろいろなモノがほしくなってきますね。全部業者にお願いするよりは安く上がっているはずなんですが、それでも、厳しい家計の中でどう捻出すれば良いものか(汗)。

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