私のパソコンは、2階のロフトに置いてあります。ここからの眺めは、ぐるりと全て木で囲まれた内装、吹き抜けから伸びる薪ストーブの煙突、高い天井にはシーリングファン…と、実にログハウスらしさ全開なんですが、ここにはもう一つ、この空間を語る上で絶対に外せないアイテムがあります。
それは、この天窓。小屋裏ならではの45度に傾斜した天井(というか壁というか…)には、窓が一つ付いています。この窓のおかげで、昼間のうちは、ここが我が家の中では一番明るい場所になっています。南向きの窓なので、そのままでは眩しすぎるほど。仕方ないので、シェードを閉めてあることがほとんどなんですが、開ければ真っ青な空を覗き見ることができます。夜更けに電気をすべて消して、星空や月などを見るのもまた乙なものです。夏場には、窓自体を開ければ涼しい風を取り込めそうです。
実は、間取りがひととおり決まった段階では、ここには窓はありませんでした。しかし、妻の「ログハウスにはやっぱり天窓が欲しい」という要望をくんで、最後の最後で追加されたのがこの天窓です。当然、費用も追加されるわけで、付けるかどうかは少々迷ったんですが、実際に出来上がってみると、天窓には普通の窓にはない独特な味わいがありますね。この窓はやっぱりあるべき存在だったのだな…と思います。
ちなみに、天窓からちょっと横を覗き込んでみると、煙突が見えるようになっています。ここから色のついた煙が立ち上っているようでは一大事なんですが、絵になる風景ではあります。最近はすっかり温かくなり、薪ストーブを焚かずに済むようになったからか、ときどき煙突の先端に鳥が止まっているのも見かけます。
我が家は大自然のど真ん中に建っているわけではありませんが、それでもロフトでは自然のいろいろな動きを感じられます。何とも贅沢な場所です。
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